世にも奇妙な寄生植物。光合成を捨てクローンで増える「ツチトリモチ」の謎を解明
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日本の沖縄や本土の山奥、苔がむした静かな森の地面から、ひょっこりと頭を出している奇妙な生き物が見つかることがある。
一見すると風変わりなキノコにしか見えないが、実はこれでも世界最小クラスの花を咲かせ、種を実らせるツチトリモチという被子植物だ。
この不思議な植物は、私たちが知る一般的な草木とはあまりにかけ離れた生存戦略を持っている。
光合成を行うための葉緑素を持たず、土から水分を吸うための根すら持たない。特定の樹木の根に文字通り居候し、栄養を奪って生きる寄生植物なのだ。
この奇妙な植物が、なぜ1億年以上もの間、姿を変えずに生き残ってこれたのか。沖縄科学技術大学院大学などの最新のゲノム解析によって、その驚くべき進化の謎が明らかになった。
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引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/573017.html
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