アザラシのテレビゲーム実験で明らかになった、濁った海でも方向感覚を失わない理由
全体:2月:0週:0日:0

濁った海の中では、人間であれば少し前でも見えないことがある。だがゼニガタアザラシは、沿岸の視界が悪い海中でも自在に泳ぎ、方向感覚を失わない。
これまでヒゲや聴覚など複数の感覚を使っていることは知られていたが、ドイツ・ロストック大学のフレデリケ・ハンケ博士らの研究によって、アザラシが「視覚」を使って進行方向を把握できることが明らかになった。
研究チームはアザラシに実験用に作ったテレビゲームをプレイさせたところ、視界が極めて悪い環境でも、水中に漂う粒子の流れを見て、自らの向きを認識していたのである。
▼あわせて読みたい
・三角コーンを母親だと思ってしがみついていた孤児のアザラシの保護物語
・オスのゾウアザラシが溺れている子アザラシを救い出す。繁殖期のオスの利他的行動は初の目撃例
・そろそろ人間からかってくるか。年に数回町を訪れ住民たちに笑顔と驚きをもたらすユニークなアザラシ
・安心してください、生きてますよ。アザラシが水中でうとうと眠る姿がかわいい。
・アザラシはコミュニケーションをとるために、ヒレを使って水中で拍手をする(豪・英研究)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/515479.html
推し
新着記事
- 竹がモチーフ。インドで自然をテーマにした美しい空港ターミナルがオープン
- 元カノが暴露、中国の大富豪が代理出産で300人の子供の父親に?
- アザラシがぷかぷか浮いているだけで幸せな気分になれる動画
- 密猟者から救助されたセンザンコウ、MRI検査を受けて元気を回復
- ババ・ヴァンガが予言する2026年に起きる6つのこと
- ヘヴィメタルで国と国をつなぐ、台湾代表がフィンランドで選んだ外交手法
- アメリカ人の4人に1人以上が高額な医療費で生活に困窮していることが判明
- これは珍しい!オーストラリアでピンク色のカモノハシが発見される
- 沈まないバミューダ諸島の謎。地下に眠る未知の岩石層が島々を支えている可能性
- 3I/ATLASのような恒星間天体に乗って未知の領域へ旅できるかもしれない
- 世界最大の翼をもつ双胴型の航空機がアメリカの空を飛ぶ
- 目には見えない架空の犬を訓練するドイツの人々の映像が話題に。その実態は?
- 猫ちゃんたちと一緒にいたい!350匹の猫が暮らす聖域に居座る1匹の保護犬
- シイタケが記憶装置に。生きたキノコで動くコンピューターの開発が進行中
- 古代ローマ軍は猫をネズミ捕り部隊としてヨーロッパに持ち込み、広めていた
- スターウォーズの世界が現実に!米企業が2027年までに5万体の軍事用ロボット配備を計画
- 自身の耳を足に移植して保存し、再び耳に戻す手術に成功(中国)
- そいつらは仲間じゃない!自分を犬だと思い込んでいるカピバラ、脱走を繰り返す
- 大量死の原因か?北極圏でクジラの呼気サンプルから致死性のウイルスが検出される
- ハッブルは見た!消えた太陽系外惑星の正体は天体同士の激しい衝突だった
- 2年間ホテル暮らしをしていたゲーマー、客室を「汚部屋」に変えてしまう
- トゥクトゥクマシン猛レースがスリランカで開催される
- ツキノワグマの檻に住み着き、いつの間にか「ボス」になっていた猫の物語(ベトナム)
- ニホンアマガエルの腸内細菌からがん治療細菌を発見、マウスのがん組織を完全に消失
- 塩粒ほどの小ささ!世界最小の自律型ロボットが開発される
- 塩粒ほどの小ささ!世界最小の自律型ロボットが開発される
- 新たな信仰対象は寺院のセキュリティゲート?次々にタッチして通る信者たち
- 中南米最後の飼育シャチ「シャメンク」が35歳で死亡
- トイレで泥酔アライグマがヒーローに!支援グッズが売れて保護施設に多額の寄付金が集まる
- マイクロプラスチックを好んで食べるコオロギ。体内で何が起きているのか?