役目が終わったら魚の餌に。食べられる水質検査ロボットが誕生

全体:2月:1週:0日:0

水の上をスイスイと進み、水質を調べ終わったら魚が食べることができる。そんな、環境にも魚にもやさしい「食べられるロボット」がスイスで開発された。
スイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究チームが開発した小さなボート型ロボットは、動力にクエン酸と重曹による化学反応が使用されており、任務を終了すると、水に溶けて魚のエサになる。
”使い捨て”の概念を、先進的かつ持続可能なものへと進化させたアイデアだ。
この研究は『Nature Communications』(2025年5月7日付)に掲載された。
▼あわせて読みたい
・こいつ、動くぞ?食べられるグミロボットが乗ったケーキ、大阪・関西万博に展示中
・センザンコウをモデルにした植林ロボット。前足で穴を掘ったらお尻から種がポロリ
・海苔とビタミンから食べられる電池が開発される。体調管理モニターや小型医療機器の動力に最適
・大腸菌から防弾チョッキよりも強力な人工筋肉の繊維を作り出すことに成功
・食べられるロボット?ゼラチンから作られた食用ロボットの開発(オーストリア研究)
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 水中生物
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/509497.html
推し
新着記事
- アメリカ、カンザス州に現れた謎の生き物 専門家の意見が割れたその正体とは?
- インドネシアで100万年前の石器発見、フローレス島の“ホビット”との関係も
- ビビット!王女の名を冠した紫色のカニ(タイ)
- ロンドンマラソンの女性ランナーの尿を肥料化し、小麦栽培に活用する試み
- 食べ物の恨みは恐ろしい 小さなポメラニアン、朝食を盗み食いしたクマを撃退
- YouTube、AIで年齢を推測する新システム導入へ
- 深海9500m以下の闇に潜む「エイリアン」たち 地球最深の生態系を発見
- 「契約の箱」を安置した、旧約聖書にある移動式神殿を古代都市シロ遺跡で発見
- 群れで連携して戦う武装オオカミロボットを中国軍が公開
- 火災現場に残された焼けこげた魚が導いた犯人の正体は?
- 目の見えない犬を気づかい、舐めて癒そうとする片目の猫
- うれしいニュース。野生で絶滅したバーバリライオンの赤ちゃんが4頭誕生(チェコ)
- 太陽の360億倍の質量をもつ、史上最大級のブラックホールを発見
- ギョロ目の古代魚が進化の常識を揺るがす 顎より先に心臓が進化していた可能性
- 墜落直前に飛行機を包むエアバッグ構想 AI制御で衝撃60%超軽減へ
- インコの証言で麻薬組織崩壊、覚えた隠語を警察に暴露(イギリス)
- フェンス越しで毎朝おばあさんと心を通わせた犬 二度と会えない現実を受け入れられない
- うれしいニュース。絶滅寸前の「ブルーイグアナ」の個体数の増加が報告される
- イカ型ロボットスパイが捉えた、オットセイに狙われたイカの驚異的サバイバル術
- 大学の博士課程に通う初のヒューマノイドロボット学生
- 赤ちゃんを抱きながら駅構内で任務を行う鉄道警備隊の女性巡査(インド)
- うれしいニュース。絶滅危惧種「ウンピョウ」の母子姿が偶然撮影される
- 冷たさと温かさは別の経路で脳に伝わる 皮膚と脳をつなぐ「冷感経路」とは?
- 冷たさと暖かさは別の経路で脳に伝わる 皮膚と脳をつなぐ「冷感経路」とは?
- キリマンジャロで独自の進化を遂げたユニークな植物「デンドロセネキオ」
- 人間にも冬眠を可能にする代謝能力がDNAに隠されているかもしれない
- ストレス解消?中国で大人のおしゃぶりが流行
- 驚くべき適応力。ウクライナの汚染された下水処理場で繁殖する熱帯魚、グッピー
- 高速道路で事故後、不安がる2匹の犬を優しく抱き上げ、慰める消防士たち
- 運河に落ちた猫が脱出できる非常階段の設置を開始した、オランダ・アムステルダム市