アフリカの岩絵に描かれた謎生物は、幻獣ではなく2億年前のディキノドン類だった可能性

全体:1月:1週:1日:1

南アフリカのカルー盆地にある岩壁には、牙を持つ不思議な生物の絵が描かれている。これは、約200年前の1821年から1835年の間に、この地に暮らしていた狩猟採集民族のサン人によって描かれたとされる。
描かれた生物は、現代のどの動物にも当てはまらず、これまで、この絵は神話上の存在、あるいは霊的な幻獣と考えられてきた。
だが最新の研究によって、この絵はおよそ2億年前に絶滅した「ディキノドン類」をイメージして描いた可能性があることが示された。
この説が正しければ、サン人は、ディキノドン類が科学的に記述される以前から、その存在を知っていた可能性がある。
▼あわせて読みたい
・世界最大のフンの化石はバイキングのもの。世界遺産として展示中
・マストドンの頭蓋骨の化石をアメリカで発見、保存状態も良好で人類との戦いの痕跡が見つかるかも
・5万1000年前の「物語を伝える洞窟壁画」をインドネシアで発見、絵物語としては世界最古か?
・マダガスカルで発見されたユニークな絵柄の古代洞窟壁画、エジプトやボルネオとのつながりを示唆
・古代洞窟壁画を最新技術で分析。人類史の亡霊の姿を露わにする
この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 歴史・文化
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/508208.html
推し
新着記事
- これ望んでた仕事じゃない…頭にライトをつけられ照らす係を任された犬の不満
- 古代エジプト人は天の川銀河を天空の女神「ヌト」と結び付けて描写していた
- アフリカの岩絵に描かれた謎生物は、幻獣ではなく2億年前のディキノドン類だった可能性
- ダリに電話して会話を楽しむことができるAIが期間限定で登場!
- 全身がフジツボや藻に覆われ、別の姿に変わり果てたウミガメの救出物語
- AIの盲点、人間の動的な社会的場面を理解するのが苦手なことが判明
- AIの盲点、人間の動的な社会的場面を理解するのが苦手なことが判明
- ラジオ番組が秘密裏にAIをパーソナリティに起用、半年後にようやく気付かれ物議
- 人間の赤ちゃんや子供を守ろうとする猫の映像総集編
- パリに移設された古代エジプトのオベリスクに隠された秘密のメッセージを解読
- 珍しい歯の特徴を持つ、新種のジュラ紀の哺乳類の化石が発見される
- もう見抜けない、最先端のAIディープフェイク動画は心臓の鼓動まで再現、判別が困難に
- 飛行機の緊急着陸、ワニだらけの沼地で36時間取り残された5人が無事保護される
- 数か月行方不明だったペットの亀、冬眠から目覚め、自宅から1.6kmの場所で発見
- ジムにいると時間が遅く感じるのはなぜか?運動中は時間感覚がずれることが明らかに
- 飼い主と一緒に寝たいけど、自分のベッドで寝ろと言われる犬、画期的な方法を思いつく
- その毒どうした?猛毒を持つ鳥、ニューギニアの「ズグロモリモズ」の秘密
- 天の川銀河の「骨」に亀裂を発見、奇妙な電波信号が検出される
- 富士山を模して丘を白く塗装、観光客を呼び込もうとする中国のテーマパーク
- 群れに拒絶された牛が、孤独を乗り越え他の動物たちと友情を育むまでの物語
- 2025年5月11日、旧ソ連の探査機が大気圏に突入、地球に落下する可能性が濃厚
- 「ご一緒させていただこう」犬を散歩に連れて出ると、必ず同行する近所の猫
- スコットランドの住民を悩ます謎の怪音「ヘブリディアン・ハム」の正体はいまだ不明
- 25万年眠っている火山がなぜ動く?ボリビアのゾンビ火山の謎がついに解明
- 映像で振り返る1970年の大阪万博、あの頃の未来と、今迎えている未来の姿
- 無断駐車許すまじ!センサー付きスプリンクラーでドライバーを次々と撃退する家主
- カバも仲間の死を悲しむ。群れの長老の死を悼む映像が心を揺さぶる
- イカは腕を振って仲間とコミュニケーションをとっている可能性、しかも何パターンもある
- イカは腕を振って仲間とコミュニケーションをとっている可能性、4種のパターンを確認
- なんでわからんのにゃ?お座りを覚えない犬にお手本を示す2匹の猫