うれしいニュース!うさ耳を持つ「ミミナガバンディクート」の個体数が増加

全体:3月:0週:0日:0

有袋類の宝庫オーストラリアからうれしいニュースが舞いこんだ。ウサギのように長い耳をもつ固有の有袋類ミミナガバンディクートが、かつて君臨していた広大な生息域を取り戻す希望の光が見えてきた。
かつて大陸の70%以上に生息していたミミナガバンディクートだが、外来捕食者や干ばつや火災などで絶滅危惧種に。分布もごく一部に限られてしまった。
その後保護のかいあって、2023年の大規模調査で絶滅の危機から復帰し始めたミミナガバンディクートの群れに、このほど着実な増加が確認された。
その数なんと3000匹以上と、保全活動と再導入プログラムの成果がついに目に見える形で現れたのだ。
オーストリアの「生態系エンジニア」という重要な役目も担うミミナガバンディクート。その目覚ましい回復ぶりに、生態学者も手ごたえを感じている。
▼あわせて読みたい
・今年も動物たちと共にやってきた!2025年オーストラリア消防士カレンダーが絶賛販売中
・ウォンバットにスリスリされながら散歩に連れて行く夢のようなお仕事が募集されていた件
・うれしいニュース。オーストラリアで29種の動物が絶滅危惧種からはずれる
・おだてなくても木に登る。知ってるカンガルーとは形状がだいぶ違う。「キノボリカンガルー」にズームイン!
・オンリーオーストラリアって言うしかないだろ!ホームセンターの苗木売り場でフクロギツネが無銭飲食三昧っていう。
この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 動物・鳥類
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/503093.html
推し
新着記事
- 大切なスケートボードと引き換えに、子猫をいじめっ子から救った8歳の少年
- 史上最長の「尾」を持つ巨大ウイルス、ハワイ沖で発見される
- アメリカ、カンザス州に現れた謎の生き物 専門家の意見が割れたその正体とは?
- インドネシアで100万年前の石器発見、フローレス島の“ホビット”との関係も
- ビビット!王女の名を冠した紫色のカニ(タイ)
- ロンドンマラソンの女性ランナーの尿を肥料化し、小麦栽培に活用する試み
- YouTube、AIで年齢を推測する新システム導入へ
- 食べ物の恨みは恐ろしい 小さなポメラニアン、朝食を盗み食いしたクマを撃退
- 深海9500m以下の闇に潜む「エイリアン」たち 地球最深の生態系を発見
- 「契約の箱」を安置した、旧約聖書にある移動式神殿を古代都市シロ遺跡で発見
- 群れで連携して戦う武装オオカミロボットを中国軍が公開
- 火災現場に残された焼けこげた魚が導いた犯人の正体は?
- 目の見えない犬を気づかい、舐めて癒そうとする片目の猫
- うれしいニュース。野生で絶滅したバーバリライオンの赤ちゃんが4頭誕生(チェコ)
- 太陽の360億倍の質量をもつ、史上最大級のブラックホールを発見
- ギョロ目の古代魚が進化の常識を揺るがす 顎より先に心臓が進化していた可能性
- 墜落直前に飛行機を包むエアバッグ構想 AI制御で衝撃60%超軽減へ
- インコの証言で麻薬組織崩壊、覚えた隠語を警察に暴露(イギリス)
- フェンス越しで毎朝おばあさんと心を通わせた犬 二度と会えない現実を受け入れられない
- うれしいニュース。絶滅寸前の「ブルーイグアナ」の個体数の増加が報告される
- イカ型ロボットスパイが捉えた、オットセイに狙われたイカの驚異的サバイバル術
- 大学の博士課程に通う初のヒューマノイドロボット学生
- 赤ちゃんを抱きながら駅構内で任務を行う鉄道警備隊の女性巡査(インド)
- うれしいニュース。絶滅危惧種「ウンピョウ」の母子姿が偶然撮影される
- 冷たさと暖かさは別の経路で脳に伝わる 皮膚と脳をつなぐ「冷感経路」とは?
- 冷たさと温かさは別の経路で脳に伝わる 皮膚と脳をつなぐ「冷感経路」とは?
- キリマンジャロで独自の進化を遂げたユニークな植物「デンドロセネキオ」
- 人間にも冬眠を可能にする代謝能力がDNAに隠されているかもしれない
- ストレス解消?中国で大人のおしゃぶりが流行
- 驚くべき適応力。ウクライナの汚染された下水処理場で繁殖する熱帯魚、グッピー