月の全域に水が存在している証拠を発見

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NASAのアポロ12号が軌道上から撮影した月面のクレーターの画像
 image credit:NASA

 これまで月には極地の影の中にしか水がないとされてきた。だが最新の研究によって、月の全域にわたって水が存在する可能性が明らかになったそうだ。

 米国、惑星科学研究所をはじめとする研究チームは、月面のスペクトルを分析し、月の全域に「水」と「ヒドロキシ基」(酸素と水素で構成された分子)のサインを発見した。

 そのサインは高緯度だけでなく、すべての緯度で認められ、太陽の光によって強く照らされているところですら見つかったという。

 これは将来の宇宙飛行士は赤道付近でも水にアクセスできる可能性を示す重要な発見だ。

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この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

引き用元サイト: カラパイア

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