今後20年間で異常気象は更に加速、極端な気温や降雨量の急激な変化に直面すると研究者

全体:5月:0週:0日:0

もしも我々人間が、温室効果ガスの排出を大幅に削減しない限り、今後20年で世界の4分の3の人たちが、極端な気温や降水量の急激な変化、といった大きな環境の変化に直面するだろうと、科学者らが警鐘を鳴らしている。
ノルウェーの国際気候研究センター(CICERO)と英レディング大学のチームによる研究によれば、パリ協定の目標が達成されるだけの排出削減が行われれば、極端な気象の影響を受けるのは世界人口の20%にとどまるという。
だが、そうした取り組みが十分に行われず、温室効果ガスを大量に排出し続ければ、70%が暮らす熱帯・亜熱帯地域のさまざまな場所で深刻な影響が出るだろうという。
こうした発見は、排出削減の重要性のみならず、変化への適応策の重要性を浮き彫りにしている。
▼あわせて読みたい
・二酸化炭素が倍増すると、地球は今よりも14度も暑くなるとする研究結果
・シン・エルニーニョ。南半球で新たなタイプのエルニーニョ現象が発見される
・気候変動による地球温暖化が地球の自転を不安定にし、1日が長くなりつつあるという研究結果
・南極の氷床の下で新たな転換点を特定、これまで見落とされてきた融解プロセスが起きている
・トンガの火山噴火の影響で今後10年は異常気象が続く可能性
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/452660.html
推し
新着記事
- 「能力が低い人ほど自信家」は本当か? 数学者が検証したダニング=クルーガー効果の落とし穴
- 花火が怖くて逃げ出したドーベルマン、翌朝近所の家でうずくまっているところを発見
- 2025年7月と8月に計3回、1日が短くなる日が発生、地球の自転に月の引力が影響
- 食べられるマイクロレーザーが登場!食品や薬の品質を光で見分ける未来の技術
- 路上を走るUFO?1960年代に実際に製造されていた世界最小クラスの三輪自動車
- 懐いてる?ペットのミズオオトカゲ、大好きな男性の肩に乗ってご満悦(トカゲ出演中)
- 亡くなった飼い主のそばを離れなかった犬、数日後に荒野で救出される
- 2025年7月11日は満月!月が再生のチャンスを運んでくる
- 遊んでくれない飼い主の気をひくため、犬が最終形態へと変化!
- ベネチアを逆さにするとアルプスの森が現れる?木杭の上に建てられた水の都
- 火星の岩石から硫黄の結晶を発見、キュリオシティが偶然見つけた生命に不可欠な素材
- 鉄のウロコを足にまとったウロコフネタマガイが何も食べずに生きていける理由
- メキシコの道路で突如巨大な陥没穴が発生、車両2台を飲み込む
- メキシコの道路で突如巨大な陥没穴が発生、車両2台を飲み込む
- 高速道路に迷い込んだ子ブタが警察官と追いかけっこ!保護され新たな家族の元に
- セラピードッグの動画を5分見るだけでストレス軽減 カナダの研究で判明
- お気に入りのアロハシャツを着るまでは、お散歩に行こうとしないオシャレ犬
- 噂は本当だった!85年前に湖に沈んだ伝説の車をダイバーたちが発見
- 約4800年前の古代エジプト人の全ゲノム解析に成功、その顔を復元
- 推しヤギは誰にする?ニューヨークで初のヤギの大食い競争が開催される
- 宇宙の神秘!稀な放電現象「レッドスプライト」が国際宇宙ステーションから撮影される
- 亡き愛猫からのメッセージ?引っ越しの途中で見かけた看板にグッとくる
- 亡き愛猫からのメッセージ?引っ越しの途中で見かけた看板にグッとくる
- 科学者が「最も水分補給に適した飲み物」をランキング化、1位はスキムミルクだった
- 絶対怒られるやつだ…飼い主が留守中、壁に穴をあけてしまった犬の反応
- ダブルデトネーション。2度の爆発によって破壊された白色矮星の残骸を史上初観測
- 人間と同じように考え、次にとる行動を再現する最新AIモデル「ケンタウロス」
- 世界初!シロイルカの全身麻酔手術が成功(シカゴの水族館)
- リアルマリオカート?インドのほぼ直角に曲がる高架橋建設に非難殺到、関係者処分
- 川で溺れているジャガーの子を発見した釣り人たちがタモを使って救出