自閉スペクトラム症の成人は、目の前にない物体や状況を視覚的に思い描く能力に長けている

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新たな研究によると、「自閉スペクトラム症」の成人は、目の前に実物がなくても、頭の中で物体や状況を視覚的に思い描く能力に優れていることがわかったという。
こうした想像力は、過去の出来事を思い出したり、意思決定を行ったりする際に重要な役割を果たす認知機能の1つである。
これまでの研究で、自閉スペクトラム症の人は、普通の人とは少々違った視点で世界を見ており、それによって知覚的に優れた能力を発揮する場合があることが明らかになっている。
『Autism Research』(2024年7月11日付)に掲載された研究でも、そんな彼らのイメージの力が探られ、従来の説の正しさが改めて裏付けられている。
▼あわせて読みたい
・ネアンデルタール人から受け継がれたDNAが自閉スペクトラム症の発症と関連していることが判明
・女性の自閉スペクトラム症(ASD)の多くが見落とされているとする研究結果
・目の反応を調べることでADHDとASD(自閉スペクトラム症)の診断ができる可能性
・飼い猫が自閉スペクトラム症の子供の症状を改善してくれるという研究結果
・自閉スペクトラム症の人は数学が得意である場合が多い。その謎が明らかになりつつある(イタリア研究)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/451029.html
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