砂漠の細菌を混ぜた「生きた塗料」が火星に酸素をもたらす

    全体:2月:0週:0日:0

砂漠の細菌が含まれた生きた塗料が火星の酸素を生み出す
 将来的な火星ミッションでは、極限環境で生存できる細菌を混ぜた「生きている塗料」で酸素を生産することになるかもしれない。

 「クロオコッキディオプシス・クバーナ(Chroococcidiopsis cubana)」と呼ばれる藻類の一種は、火星にも似た過酷な砂漠でも生きられ光合成もできる。

 英国サリー大学の研究チームは、この細菌を混ぜたバイオコーティングを開発。一ヶ月ほど観察してみたところ、周囲の二酸化炭素を吸収しつつ、狙い通りに酸素を吐き出してくれることが確認されたそうだ。

 研究の中心人物シモーネ・クリングス氏によれば、この生きている塗料は宇宙旅行だけでなく、二酸化炭素によって温暖化が進む地球上でも大きな意味を持つという。 続きを読む

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/52326644.html

 - karapaia

推し

新着記事

  1. 自分をカモだと思い込んでいる七面鳥のヒナ、カモの子たちに混ざって水遊び
  2. なぜ日本では何世紀にもわたって幽霊のイメージが生き続けているのか?
  3. 塩と水を使用し人間の脳細胞のように動くバイオコンピュータが開発される
  4. ケンタッキーがジューシーなBBQのかおりがする香水をネット販売
  5. 「氷が欲しい!」とサウンドボードで訴えるペット豚、ご主人に却下されて、まるでニンゲンのように拗ねる
  6. 助けて!赤ちゃんが息をしていない!タコベルのマネージャーが心肺蘇生法で赤ちゃんを救う
  7. 一緒に写真を撮るために木からむりやり引きずり下ろされた子グマ、救出され保護区に移送
  8. 渡り鳥のために電気を消そう!テキサス州の夜間消灯キャンペーン
  9. 犬型ロボットがキャラ変!spotがもふもふ着ぐるみを着てダンス
  10. スコットランドの小さい島に次々と現れる精霊ノーム人形の謎
  11. 猫の肉球みたいな「猫の手星雲」で太陽系外では珍しい過去最大級に大きな分子を発見
  12. 飛行機をホテルに改造、崖っぷちからバリ島の海を見渡せるユニークな宿泊施設
  13. 「お風呂に入るくらいなら…!」愛犬、バスルームへと誘う飼い主をしり目に自らケージにこもる
  14. 一致団結して燃え盛る炎の中から男性を救出する通りすがりのドライバーたち
  15. どうしても駅が好き。自主的に駅に毎日勤務するようになった近所に住む猫
  16. メキシコのブルーホールは世界一深かった。底知れぬ深さで隠された洞窟やトンネルもある可能性
  17. 誤って玄関のドアを開けっぱなしで外出、だがその間犬がずっと家を守っていた
  18. 半透明のブタのお尻のような面白深海生物「ピックバットワーム」にズームイン!
  19. 中国で新種となる巨大な恐竜の足跡を発見。史上最大のラプトルの一種である可能性
  20. 合法的にマネーロンダリングできる神社、蛇が守りし穴場的スポット「白蛇辨財天」に行ってみた
  21. 「子供たちを迎えに来てね!」ガレージの中に潜むアライグマのお母さん、ニンゲンに保護された子供を連れて別の場所にお引っ越し
  22. エベレストの空が騒がしい、現在ヘリコプターやドローンが大量に飛び回っている
  23. Amazonの箱がすっきゃねん。返品用の箱に入り込んだ猫が千キロ先に配送されるも無事帰還
  24. 階段を上り下りすることで寿命が伸びる効果が認められる
  25. ついに!猫の陶芸家が爆誕、作品は即完売
  26. 13万年前のエイを模した砂の彫刻を発見、人間が生物をモチーフにした最古のアートの可能性
  27. 気候変動の救世主はビーバーかもしれない。衛星データで環境への多大なる貢献が明らかに
  28. おもらししたように見えるジーンズが販売されている件
  29. 「うちの子たちに何してんの!」ヒヨコを抱っこして爆睡中の猫、親鶏たちに怒られてもお昼寝を継続する(音量注意)
  30. タコが導く聖なる空間?ダイバーがタコに案内されて辿り着いた場所とは?