雷が地球に落ちると「キラー電子」が跳ね返り、宇宙空間に影響を及ぼすことが判明

全体:3月:0週:0日:0

地球に雷が落ちると、その時に発生した「キラー電子」がピンボールのように跳ね返り、宇宙空間に危険な粒子の雨を降らせることがあるそうだ。
地球の天気と宇宙の天気の意外なつながりを明らかにしたのは、米国コロラド大学ボルダー校の研究チームだ。
その研究によると、雷によって発生した電波は、地球をかこむヴァン・アレン帯に蓄積された電子にぶつかる。するとそれが跳ね返るたびに、電子の雨が宇宙に拡散されるのだ。
そうした粒子は、人工衛星の機器にダメージを与え、人体には発がんリスクがあるほど危険なため、「キラー電子」と呼ばれているという。
References: 'Killer electrons': Lightning storms play cosmic pinball with space weather
▼あわせて読みたい
・怖くて夢に出そう。科学者が4万1000年前に起きた地球の磁気逆転現象の音を再現(要音声)
・数年以内に太陽の磁場の逆転が起きる。地球はどんな影響を受けるのか?
・地球の磁場は少なくとも37億年前から存在していたことが判明
・月には地球の磁気圏を引っ張る、隠れた引力(潮汐力)があることが判明
・太陽が死を迎えたら地球上の生命は絶滅するが、まったく新しい生命が誕生する可能性が示唆される
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/460145.html
推し
新着記事
- 40年以上、空港で900羽以上のシロフクロウを守り続ける男性の物語
- メガロドンはクジラだけでなく、目の前にある獲物を見境なく食べていた
- ブタと犬が仲良くサッカーボールで遊んでいるやさしい世界
- NASAの火星探査車「パーサヴィアランス」がダストデビルを背景にパシャリと自撮り
- 稲妻の衝突で放射線バーストの発生を確認(日本研究)
- アメリカが「ネットで最も悪態をつく国」第一位。 英語圏20か国の大規模調査で判明
- コンロの上のクマー?天井を突き破ってクマが台所に落下(アメリカ)
- コンロの上のクマー?天井を突き破ってクマが台所に落下(アメリカ)
- ひとりぼっちで水を求めて160km。モンゴルの希少種「ゴビヒグマ」の過酷な旅
- 退屈は脳やメンタルに良い。科学者が明かした意外な事実
- これはママの分、これはパパの分。愛犬が寝る前に行うルーティーンが飼い主の心を溶かす
- 地球の核には大量の金が眠っていて、少しずつ地表に漏れ出していることが判明
- 恐竜時代を生きた8500万年前の海生爬虫類が新種として正式認定される
- 子供たちの動物を大切にする心を育てるため、ロボット犬を導入(ハンガリー)
- マンホールの蓋が踊ってる!壊滅的ハリケーン到来の予兆では?との噂が飛び交う
- 麻薬の運び屋は猫だった!刑務所に侵入しようとした猫が保護される
- ペンギンのフンが南極を気候変動から守る、地球を冷やす効果を確認
- こんな動画だけ見ていたい!猫にグルーミングされ、とろけそうな表情の犬
- 謎の金属球体がコロンビアの上空を飛行、回収され科学者たちが調査中
- AIチャットボットに有害な情報を出力させる手口が存在、研究者が危険性を指摘
- ヒューマノイドロボット同士がボクシング、初の格闘イベントに向けその戦術を披露
- どんな記録が?ドーピングOKのスポーツ大会が2026年5月にラスベガスで初開催
- マーモットが三つ巴のストリートファイト、だが彼らなりのルールがあってちゃんと守っている
- 鳥にも友情のような関係が存在する。血縁関係のない仲間を長期間支えるツキノワテリムク
- チキチキペンギンレース会場はこちらです。南極で3羽が競うように走る!走る!
- 巨大なヨコエビ類「ダイダラボッチ」は世界の深海の半分以上に生息している可能性
- AI処理能力が100万倍に、アメリカの研究チームが世界最速の量子トランジスタを開発
- オンリーオーストラリア。家に野生のエミューが現れ、プールで泳ぐ
- 親切心があだに?通行人の頭についたゴキブリを払い落としたら激怒される(G出演中)
- パンダの初恋?柵越しで見つめあう青春真っ盛りな若きパンダたち