翼竜が巨大化した理由が判明。地上をうまく歩くための進化だった。

    全体:0月:0週:0日:0

地上生活に適応するため足が進化した翼竜、バラエノグナトゥス
image credit:Rudolf Hima

 恐竜と同時期に現れ、白亜紀末に絶滅した翼竜は、爬虫類の一軍だが、巨大なことで知られている。なぜそれほど大きくなったのか?

 新たな研究によると、足の進化に秘密があったそうだ。脊椎動物として地球史上初めて空を飛んだ生物にしては、あまりにも意外な発見だ。

 プテラノドンに代表される翼竜には、翼を広げれば10mにも達する巨大な仲間がいた。それにゆえに注目されるのは、その大きな翼や飛行能力ばかりだ。

 だが英国レスター大学の古生物学者チームは、その手足の進化に注目した。

 そこから明らかになったのは、その巨大化の鍵となったのが、地上を上手に歩く能力だったという意外な事実だ。

続きを読む...

▼あわせて読みたい
恐ろしい捕食者だった。1億年前の巨大な翼竜の化石がオーストラリアで新たに発見される
オーストラリア最古となる1億700万年前の翼竜の化石を発見
広げた翼は9メートル、新種の巨大翼竜の化石が発見され「死のドラゴン」と名付けられる
ジュラ紀最大の翼竜(空飛ぶ爬虫類)の化石が発見される
まさにドラゴン!オーストラリアで過去最大の巨大な翼竜の化石が発見される(オーストラリア)

この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 昆虫・爬虫類・寄生虫

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/457926.html

 - karapaia , , , , , , , , ,

推し

新着記事

  1. 高齢者の認知能力は子供時代の認知能力と関連性があることが長期研究で明らかに
  2. 前世ニャに?膝立ちで怪しい動きをしながら飼い主に抱っこをねだる猫
  3. ソロモン王が悪魔を成敗する様子を描いた1600年前のお守りがトルコで発見される
  4. かみのけ座銀河団で溶けあうように近づいていく2つの銀河を発見
  5. 全長55m!世界一長い自転車は実際に走れるし、ギネス記録も更新
  6. 「世界一背の高い女性」と「世界一背の低い女性」が女子会を楽しむ、ギネス世界記録の日を記念
  7. 全身真っ黒のレアなペンギンがサウスジョージア島で発見される
  8. 単細胞生物の遺伝子を利用しマウスを誕生させることに成功
  9. 床を吸うなら私を吸いなはれ。掃除機が好きすぎる犬のせいで床がきれいにならない
  10. 3000年前の「ビリェーナの財宝」には宇宙由来の隕石鉄が含まれていた
  11. NASAの1970年代の火星探査機が誤って火星の生命体を消滅させた可能性を科学者が示唆
  12. NASAの1970年代の火星探査機が誤って火星の生命体を消滅させた可能性を科学者が示唆
  13. 侵入してきたAIロボットが、展示されていたロボット12台を引き連れ脱走をはかる珍事
  14. 侵入してきたAIロボットが、展示されていたロボット12台を引き連れ脱走をはかる珍事
  15. カタツムリの食事風景を早回しで見ると、もぐもぐかわいいクリーチャー感!
  16. 飼い主に再会できて喜びのダンスを踊る、何者かに盗まれたオウム
  17. 飼い主に再会できて喜びのダンスを踊る、何者かに盗まれたオウム
  18. 飼い主に再会できて喜びのダンスを踊る、何者かに盗まれたオウム
  19. 剣のような尾を持つこれまで未知の翼竜を発見、巨大化する過程も明らかに
  20. 剣のような尾を持つ未知の翼竜を発見、巨大化する過程も明らかに
  21. ペリカンとツーショット写真を撮ろうとした男性に訪れた悲劇はこの後すぐ!
  22. 鶏が先か、卵が先か?この哲学的な問題を単細胞生物の進化で探ってみた
  23. 幽霊のように白かった。アルバニア沖で世界初となるオロシザメの白変種を捕獲
  24. 動かないマネキンの代わりに商品を着た人間がルームランナーで歩く中国の斬新アパレル展示スタイル
  25. AI監視システムが象を救う。象の群れが線路を横切るのを検知し、列車がブレーキ
  26. どこかで見たことある猫が家に来た。なんと「迷子猫」の張り紙の子だった!
  27. 時には忘れることも大事。進化の視点から見た忘却のメリットとは?
  28. サンタさん来た!ほとばしる情熱でなでてもらいにいくゴールデンレトリバー犬
  29. エルフや妖精、バジリスクなど、中世の人々が信じていた超自然的な存在
  30. 誰かのストレスはみんなに伝染する。キンカチョウが教えてくれる感情の波及効果