超特大のブラックホールが、重力レンズを作り出す巨大銀河の内側に潜んでいた

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宇宙には、まるで魔法のような現象が存在する。そのひとつが重力レンズだ。
この重力レンズによって、天文学者たちは通常では観測できないほど遠くの銀河や宇宙の構造を知ることができる。
その代表的な例のひとつが馬の蹄鉄(ていてつ)型をした「コズミック・ホースシュ」だ。これは、地球から約55億光年先にある巨大な銀河「LRG 3-757」が、さらに奥の銀河の光を歪めて作り出したリング状の像である。
新たな研究により、LRG 3-757銀河の中心には太陽の360億倍というとてつもない質量を持つ「極超大質量ブラックホール(ultra massive black hole)」が存在することが明らかになった。
▼あわせて読みたい
・誕生から12億年後の初期宇宙で史上最大のブラックホールジェットを発見
・宇宙感覚では地球から目と鼻の先に「アインシュタインリング」が発見される
・巨大星団の中心にブラックホールの群れを発見!
・標的に強力な粒子ジェットを発射する「デス・スター」のようなブラックホールを16個発見
・宇宙黎明期の2つの巨大ブラックホールの合体を発見したジェイムズ・ウェッブ望遠鏡
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/493644.html
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