ドアを通過しようとすると用事を忘れてしまう「ドアウェイ効果」とは?
全体:0月:0週:0日:0
ドアを開けて部屋をまたいだ瞬間、あるいはある場所から別の場所に移動した瞬間に記憶がすっとんでしまうことは「あるある」だったようだ。
私は毎日のこれをやらかしているので心配だったのだが、「ドアウェイ効果」という名称があるくらいだから、頻度の差はあれど経験者は多いはずだ。
例えば、リビングで「台所から何か取ってこよう」と思いつき、台所に着いた瞬間、その理由がすっかり頭から抜け落ちてしまう。あるいは、買い物に行ったのに、店に入った途端に何を買おうとしていたかを忘れてしまうことだ。
これは単なる疲れや記憶力の低下だけが原因ではないという。今回は「ドアウェイ効果」の背後にある科学的な理由に迫ってみよう。
References: Bmcpsychology.biomedcentral.com / Tandfonline / Journals.sagepub.com / News.nd.edu
▼あわせて読みたい
・未来の刑務所では犯罪者に偽の記憶を脳に植え込み更生を促す処置が行われるかもしれない
・人間の脳はこれまで考えられていた10倍の量の情報を保存できる
・なぜ記憶に残りやすいものと、そうじゃないものがあるのか?脳は不可解なものを優先して覚えようとする
・誤った記憶を思い出そうとすると脳がサインを出すことが判明
・「忘れる」という現象は脳の学習の一形態。忘れた記憶は脳の中に残されている
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 料理・健康・暮らし
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/481522.html
推し
新着記事
- パイナップルピザが許せないピザ屋!頼むなら「1枚2万円な!」と超高額料金を請求する
- うっかりがすぎる。IKEAに対戦車地雷数十個を届けてしまったポーランド軍
- 我が子を救いたい一心で、動物病院に運び人間に救いを求めた母犬
- ドアを通過しようとすると用事を忘れてしまう「ドアウェイ効果」とは?
- みんな違ってみんなかわいい!特別感のある猫たちの動画総集編
- 南極で発見された船の形状をした謎物体。これはいったい?
- 牙のないゾウ、翼が短くなったツバメ:人間の影響で適応・進化している6種の動植物
- 「AIブラッド・ピット」がロマンス詐欺、フランス人女性から1億3300万円をだまし取る
- ずっと見てられるやつ。フェンスをレールにして、除雪列車を走らせてみた裏庭鉄道
- タイの忠犬ハチ公:コンビニの前で帰らぬ主人を待ち続ける
- 渡り鳥は旅をしながら他の種と会話し、情報交換をしている可能性
- 生放送中に犬が!爆笑の放送事故、総集編
- 隕石落下の衝撃音と映像を監視カメラが記録、史上初の事例
- 古代イギリスのケルト人社会は女性中心だったことがDNA分析で明らかに
- まさに崖っぷち、ボリビアの断崖絶壁にある住宅地:住民たちが立ち退きを拒否する理由
- まさに崖っぷち、ボリビアの断崖絶壁にある住宅地:住民たちが立ち退きを拒否する理由
- 太ももでスイカ潰し!女性初のギネス記録を達成
- 猿の恩返し?群れからはぐれた猿が人間に救われ、家事手伝いをするように
- さよならだけどさよならじゃない、ガイア探査機、12年の銀河の旅を終え、第二章に突入
- スマホばかり見てたらあか~ん!画面をふさぐ犬の肉球大作戦
- 宇宙人関与説も浮上した南極のピラミッド、その謎に迫る
- 火星の地表に現れた凍った豆の正体は?過去の水の痕跡を示す砂丘の謎
- コストコが店舗の上にアパートを建設:住宅問題解決をアシスト
- 「時は流れる。今この瞬間も一過性のものである」を表現した流れる活字のストリートアート
- ハスキーがお父さん、ラブラドールがお母さん、その子犬たちの姿は?
- クモの嗅覚の謎を解明、オスは脚で匂いを嗅いでいた(蜘蛛出演中)
- そっくりすぎて許せない?茶トラ猫がタオルに宣戦布告
- 猫を描く卓越した才能を持つ、サヴァン症候群の画家ゴットフリード・マインドの物語
- まだたくさんあった!超大質量ブラックホールの3分の1以上が隠れていたことが判明
- 未来の飛行機って感じ!翼とボディが融合した新形旅客機が2030年の実用化を目指す