史上初、植物の”言語”を理解するAIモデルが開発される

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植物は寡黙なように見えるが、実際はおしゃべりで活動的だ。私たちが知らない“言語で”会話しているのだ。その“言語”を解読するAIがついに誕生した。
もちろん植物が人間のような言葉を話すわけではない。ここで言う「言語」とは、植物の「RNA」に書き込まれた情報のことだ。
中国の東北師範大学を中心とする研究チームが開発した「PlantRNA-FM」は、膨大なRNAデータを学習し、植物RNAの文法や構造を理解する能力を持つ。この技術により、RNA配列からその機能を予測することが可能となった。
史上初となるこのAIは、植物科学における革命的なブレークスルーとなるだけでなく、食糧生産や環境保護においても未来を切り開く鍵になると期待されている。
References: Revolutionary AI Model Deciphers Language of Plants for the First Time
▼あわせて読みたい
・植物が他の植物が発したメッセージを受け取る瞬間をとらえることに成功
・植物と会話する。光遺伝学を使って植物と話すシステムを開発
・雨が降るとキノコはおしゃべりになる。電気シグナルを介して仲間や木々とコミュニケーション
・キノコは会話する。50の「単語」を使用して相互に電気シグナルを送っている
・植物とコミュニケーションがとれる通信デバイスが開発される
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 植物・菌類・微生物
引き用元サイト: カラパイア
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