野生のオランウータンが薬草を使って傷を治療する様子が世界で初めて観察される
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数年前、インドネシアの熱帯雨林保護地域で暮らす野生のオスのオランウータンが、他のオスとケンカをして右目の下に傷を負った。すると驚いたことに、そのオスは傷口に薬草を塗り始めたのだ。
その植物は、鎮痛効果のほか、抗菌・抗炎症・抗真菌・抗酸化作用といった薬効成分があり、インドネシアの人々が昔から薬草として使用していたものだ。
オランウータンはその薬草を繰り返し傷口に塗っていたため、意図的に薬草を使って傷の治療をしていたと考えられる。その傷は薬草効果もあってか完治した。
これは、野生動物が薬を使って治療した世界初の事例になるという。 続きを読む
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/52331520.html
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