良い記憶を活性化させることで嫌な記憶を書き換えることに成功

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嫌な記憶を減らすマウス実験に成功

 脳は記憶を思い出すたびに、その記憶を少しずつ変化させているという。まるで画像編集のフィルターをかけるかのように、過去の経験を思い出すたびに記憶は更新される。

 しかも脳は意図的ではなく勝手にフィルターをかけてしまうのだ。その為、元の記憶と今の記憶は完全に一致することはないのだが、逆にこの特性を利用し、良い(ポジティブ)な記憶を活性化させ、悪い(ネガティブ)記憶を減らすことができるという。

 ボストン大学の神経科学者、スティーブ・ラミレス氏はマウス実験で、ポジティブな記憶とネガティブな記憶がどこに、どのように保管されているのか解明し、脳細胞を操作して悪い記憶を書き換えることに成功したそうだ。

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引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/52316628.html

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