世界初、ブタの胚で人間の心臓を鼓動させることに成功、未来の移植医療に向けて

全体:2月:0週:0日:0

再生医療の研究者たちは、ブタの胚の中で人間の幹細胞によって作られた心臓を育てることに成功した。
香港で開催された「国際幹細胞学会(ISSCR)」の年次会議で発表された報告によると、そのヒト細胞由来の心臓は最長21日間生存し、その間に拍動まで始めたという。
これは、移植用の心臓が足りないという世界的な問題を解決するための研究のひとつだ。
もし動物の体の中で人間の心臓や他の臓器を育てられれば、将来、重い病気で困っている人たちを救えるかもしれない。
▼あわせて読みたい
・世界初、緑色の目と光る指先を持つサルのキメラが幹細胞から誕生
・幹細胞から初めて「ヒト」の人工胚を作成することに成功。倫理的な問題を懸念
・世界初、精子も卵子も子宮も使わず、幹細胞だけから人工胚の育成に成功
・ブタの腎臓を人体に試験的に移植することに成功。異種間臓器移植実現に向けて一歩前進
・一部が猿で一部が人間。サルとヒトを融合したキメラ胚を生み出し、19日間成長させることに成功
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 料理・健康・暮らし
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/518866.html
推し
新着記事
- 米軍ミサイルが命中しても飛行を続ける謎の物体の映像が議会で新たに公開
- 火星で明確な生命の兆候を発見、NASAが発表
- DIYで作った驚くほど精巧な「猫の街」ついに地下鉄が開通!
- 夜中に鳴りやまないベル。ピンポンダッシュの犯人はなんとナメクジ!
- 人間の赤ちゃんのような鳴き声で助けを求めていた赤ちゃんヤギの成長物語
- コンゴウインコは他者のやり取りを見て学ぶ「第三者模倣」ができる。人間以外で初観察
- カザフスタンの山奥で発見された巨大な石の扉、その正体を巡ってネットが白熱
- 聖水に込めた願い 古代ギリシャ都市でデーメテール女神の神殿と1000点もの水瓶を発見
- 不妊治療最前線:雄牛の精子を使って操縦可能なマイクロロボットを開発
- Youtubeのサバイバル企画参加者が行方不明に。18時間後に無事救出
- CDS活動報告。犬の耳洗浄液を買いに来た客に保護猫を引き取らせることに成功
- うれしいニュース。スマイル顔のクサウオの仲間、3種を発見!
- 謎の短波放送局「UVB-76」が、ロシア語の名前と数字、謎のフレーズを発信していた
- 額から歯がついた突起物が飛び出す神秘の深海魚、スポッテッドラットフィッシュ
- オンリー・インド?豪華なタワマンの28階で優雅に暮らす子牛
- 体格も居場所も違うのに。NYの男性がAIによる顔認証のせいで誤認逮捕される
- 発酵桃を食べ意識不明となったアライグマの子が、人間の看護師に助けられる
- 第二の地球がついに?TRAPPIST-1系の惑星で大気の兆候が発見される
- 第二の地球がついに?TRAPPIST-1系の惑星で大気の兆候が発見される
- 世界で唯一、ゴーストタウンとなった首都があるモントセラト島プリマスの悲劇
- 火星内部に隠された混沌とした構造を発見、具だくさんの炊き込みご飯状態に
- 第一次世界大戦で沈没したドイツ潜水艦UB-110の内部を記録した貴重な写真
- サプライズ?少女の誕生日パーティーでプレゼント箱から“本物のヘビ”が特別出演
- 窓際にやってきた猫におしゃべりするヨウム。「こんにちはネコちゃん、どこからきたの?」
- 約200万分の1の確率。珍しい青いロブスターがアメリカで2匹捕獲される
- 「第6の大量絶滅」は本当に始まっているのか? 研究で示された異なる視点
- 史上最大のティラノサウルスの骨の化石から血管を発見 恐竜の生態に新たな手がかり
- カエル、はさまる。スプリンクラーのカバーにすっぽりはまったヒキガエルを救助
- DV被害女性がコンビニで「助けて」のハンドサイン、店員が通報し男性を逮捕
- スノードームかな?ケージの中を雪景色に変えたいたずらっ子な保護犬