すばる望遠鏡、昆虫のような複眼を装備し宇宙観測を強化!

全体:1月:0週:0日:0

「すばる望遠鏡」は日本の国立天文台がハワイ島に設置した大型光学赤外線望遠鏡で1999年に観測が開始された。当時最先端の技術を誇っていたが、今回新たにすごい装備を手に入れた。それはまるで昆虫のような”複眼”である。
この複眼は、「超広視野多天体分光器」と呼ばれるもので、2400個もの目でさまざまな星々からやってきた光を同時にとらえ、それぞれを色に分けて観測することができる。2025年2月より正式に運用される予定だそうだ。
これにより、すばる望遠鏡の観測性能は、まさしく世界で唯一のものとなった。
今後、天文学者たちはこのスーパー複眼を駆使して、銀河やこの宇宙がどのように誕生し、進化してきたのかという長年の謎を解明してくれることだろう。
References: すばる望遠鏡の超広視野多天体分光器、いよいよ本格始動 | 国立天文台(NAOJ)
▼あわせて読みたい
・太陽系の端っこで複数のユニークな天体が発見される
・マトリックスのような奇妙な緑色のレーザー光線がハワイ上空に出現、その正体は?
・新たに発見された奇妙な高速電波バースト、遠方の銀河から繰り返し発信される謎の信号
・闇と混沌の悪神にちなんだ名を持つ小惑星が地球に猛接近、2068年に衝突する可能性が示唆される(すばる望遠鏡)
・太陽系内で最も遠いピンク色の天体「ファーアウト」が発見される(日本・すばる望遠鏡)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/482152.html
推し
新着記事
- ヒトの皮膚細胞から卵子を作ることに成功、不妊治療の新たな選択肢
- 半分トカゲで半分ヘビ。猫ほどの大きさのジュラ紀の奇妙な爬虫類が発見される
- お互いのペット同士が仲良くできない、という理由で離婚を決意した夫婦(インド)
- ペルシャ兵が起源、小石で焼くパン「サンギャク」とは?
- アメリカのホームセンターの看板猫が行方不明に!情報提供者に報奨金
- 人間の指は古代魚のおしりにある遺伝子スイッチを利用して進化した可能性
- 人間の指は古代魚のおしりから進化した可能性
- コーカサス山中に眠る3000年前の巨大要塞の全貌が明らかに
- 風力発電の廃棄タービンを利用したポット型の家
- 朽ちたココヤシの幹の中から謎の怪音。中を開けると大量の生物が!
- ウクライナ最前線で兵士を癒した野良猫、命がけの作戦で後方の基地へと移送
- 2025年10月7日は満月!中秋の名月翌日の特別な月にパワーをもらおう!
- 空から落下した毛むくじゃらの謎物体の正体は?(アルゼンチン)
- 「南極民」南極で生まれた11人の子供たち
- アホウドリの滑空にヒントを得た翼があるドローン、省エネで長距離飛行を実現
- ブラジルでアリ入りチーズが登場(蟻出演中)
- ゴールデンレトリバーの背中にしがみついていたのは、コアラの赤ちゃん!
- 人は歩いている時に音に敏感になり、聴覚が鋭くなることが明らかに
- こう暑くっちゃよぅ。換気口の上でグデるリス
- 謎の発火現象「鬼火」の正体。水中の気泡の放電が原因かもしれない
- 世界初!キノコが動力の無水トイレ。臭いを吸収し、堆肥に変える
- 切った自分の爪を集めて「伝統薬」としてネット販売した女性(中国)
- こんな動画だけ見ていたい。バスルームに入るとドアの前で待ち続ける5匹の白猫
- 顔の動きから思考を読み取る、マウスの「心を読む」ことに成功
- 26年間目撃例のなかった地域的絶滅種、オオノコギリエイの死骸を浜辺で発見(南アフリカ)
- エンケラドゥスの地下海に有機分子の痕跡を発見、地球外生命の有力候補に
- これはすごい!スターウォーズの木製ドロイドづくりに情熱を捧げる男性
- 数々の困難を乗り越えて 「英国 今年の木」 2025年はトネリコの木が選出される
- 愛犬2匹を失った後、柵の穴から現れた隣の犬が、心の穴を埋める存在になるまでの物語
- 日本の温泉から、太古の地球に生きた微生物の生態系が明らかに