東京大学、全大気のデータ作成に成功:気象予測の未来を変える
   全体:2月:0週:0日:0

東京大学の研究チームによって、大気圏すべてを網羅するデータセットが作成されたそうだ。
佐藤薫教授らが開発したデータ同化システム「JAGUAR-DAS」と、ここから作成されたデータセット「JAWARA」は、地上から高度110 kmまでの大気全体をカバーしたものだ。
これまで技術的に観測が難しかった「中間圏」や「下部熱圏」までをも分析することができる。
この画期的な成果のおかげで、天気予報や気候変動の予測がより正確になるだけでなく、宇宙気象の解明も進むと期待されている。
References: Unlocking the Ignorosphere: Tokyo’s Breakthrough in Atmospheric Science / Press Releases - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
▼あわせて読みたい
 ・月にうっすら大気がある理由。隕石の衝突が関与していた
 ・樹木の驚くべき環境効果。樹皮の微生物が大気からメタンを吸収することが明らかに
 ・成層圏を除湿すればよくない?地球温暖化を防ぐ新たなアイデアを提唱する科学者
 ・AIによる天気予報がスパコン大きく上回る精度と速度を実現。1分以内で10日間の天気を予測
 ・地球の成層圏で記録された謎の低周波音。繰り返し鳴り響く
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/480339.html
推し
新着記事
- 巨大カボチャが暴走、母親が飲み込まれる(オンリー・ハロウィン)
 - 羊と猫の椅子取りゲーム。岩を独り占めしたい羊と猫の攻防戦が面白い
 - 絶滅危惧種のガラパゴスアホウドリがアメリカで初めて目撃される
 - 3000年の眠りからよみがえる、イタリアの湖に沈んだ村
 - 中国が恐竜AIロボットに本気を出した。羽毛恐竜シノサウロプテリクスが現代に蘇る
 - 指を折って皮膚から突き出し爪代わりに。ケガエルの驚きの生存戦略
 - NNN活動報告。1週間女性を追いかけ続けた猫、ついに永遠の家をゲット
 - 2025年11月5日は満月!今年最大のスーパームーン
 - 地球が裂け始めている:太平洋岸北西部の沈み込み帯が崩壊中
 - 小売店の看板猫が自動運転タクシーにひかれ、この世を去る
 - 生き別れの双子?中国でそっくりすぎる夫婦が話題に
 - こんな訪問者ならウェルカム!ホテルの窓からハナグマがひょっこり
 - 70歳を過ぎても音楽を聴くことで認知症リスクを約4割減らせる可能性
 - パン酵母は火星の極限環境で生き延びられる可能性、地球外生命の新たな手がかり
 - ハリケーンでサメが街に出現?AI生成のフェイク動画の氾濫に警告
 - 世界一高い橋からロープなしでのバンジージャンプ、危険過ぎて延期に
 - ちょっと通りますよ。ビーバーが巨大な木を運ぶため道路を横切り、交通渋滞が発生
 - ナノティラヌスはティラノサウルス・レックスの幼体ではなく別の恐竜だった
 - 地球の北半球と南半球で太陽光反射率のバランスが崩壊、何が起きているのか?
 - アルバニアのAI大臣が妊娠?バーチャルなのに?83人の子が年内に誕生予定
 - 3000万匹に1匹!希少なまだら模様のロブスターが捕獲される
 - イケメンですね。タテガミがカールしている珍しい巻き毛ライオンが激写される
 - ココアに含まれるフラバノールが、座りっぱなしの健康リスクを軽減してくれる
 - ポンペイの住民は何を持って逃げたのか?消えた遺物が明かす、生き延びた人々の物語
 - 中国医学にヒントを得た、火鍋モチーフの真っ赤な唐辛子&ミルク風呂
 - チェルノブイリで青い犬が出現。ただしその原因は思わぬところにあった
 - ユキヒョウだって遊びたい!雪の斜面を滑って遊ぶ姿がとらえられる
 - うれしいニュース。30年目撃が途絶えていたアシナガネズミカンガルーをカメラがとらえる
 - 地球の近くに準衛星「2025 PN7」を発見、数十年見過ごされていた
 - AIが誤認。お菓子の袋と銃を間違え無実の10代少年が警察に拘束される