逃げ場のないブラックホールから情報が漏れている可能性、最新研究がパラドックスに迫る

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ブラックホールはすべてを飲み込むだけではないらしい。飲み込まれた物質の情報が「量子もつれ」を通じて外部に伝わる可能性が、最新の研究で示された。
この驚きの発見は、1970年代にスティーブン・ホーキング博士が提唱した「ホーキング放射」によって浮かび上がり、長年にわたり多くの物理学者を悩ませてきた「ブラックホール情報パラドックス」を解決に導くカギとなるかもしれない。
ブラックホール内部と外部を結ぶ量子の不思議なつながりや、重力波に刻まれる微妙な痕跡が、宇宙最大の謎を解明する新たな道筋を示しつつあるようだ。
References: Black hole paradox that stumped Stephen Hawking may have a solution, new paper claims | Live Science / Signals From Black Holes May Be Non-Random – Information Could Be Getting Out | IFLScience
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引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/477711.html
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