逃げ場のないブラックホールから情報が漏れている可能性、最新研究がパラドックスに迫る

全体:3月:0週:0日:0

ブラックホールはすべてを飲み込むだけではないらしい。飲み込まれた物質の情報が「量子もつれ」を通じて外部に伝わる可能性が、最新の研究で示された。
この驚きの発見は、1970年代にスティーブン・ホーキング博士が提唱した「ホーキング放射」によって浮かび上がり、長年にわたり多くの物理学者を悩ませてきた「ブラックホール情報パラドックス」を解決に導くカギとなるかもしれない。
ブラックホール内部と外部を結ぶ量子の不思議なつながりや、重力波に刻まれる微妙な痕跡が、宇宙最大の謎を解明する新たな道筋を示しつつあるようだ。
References: Black hole paradox that stumped Stephen Hawking may have a solution, new paper claims | Live Science / Signals From Black Holes May Be Non-Random – Information Could Be Getting Out | IFLScience
▼あわせて読みたい
・Shall we ダンス?衝突する銀河と踊る初期ブラックホールを観測
・宇宙黎明期の2つの巨大ブラックホールの合体を発見したジェイムズ・ウェッブ望遠鏡
・中性子星より重くブラックホールより軽い謎の天体を発見
・宇宙でもっとも明るい銀河は、双子のブラックホールが合体して作り上げている可能性
・アインシュタインの正しさがまたも証明、100億倍も速く回転するブラックホール連星が発見
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/477711.html
推し
新着記事
- コーカサス山中に眠る3000年前の巨大要塞の全貌が明らかに
- 風力発電の廃棄タービンを利用したポット型の家
- 朽ちたココヤシの幹の中から謎の怪音。中を開けると大量の生物が!
- ウクライナ最前線で兵士を癒した野良猫、命がけの作戦で後方の基地へと移送
- 2025年10月7日は満月!中秋の名月翌日の特別な月にパワーをもらおう!
- 空から落下した毛むくじゃらの謎物体の正体は?(アルゼンチン)
- 「南極民」南極で生まれた11人の子供たち
- アホウドリの滑空にヒントを得た翼があるドローン、省エネで長距離飛行を実現
- ブラジルでアリ入りチーズが登場(蟻出演中)
- ゴールデンレトリバーの背中にしがみついていたのは、コアラの赤ちゃん!
- 人は歩いている時に音に敏感になり、聴覚が鋭くなることが明らかに
- こう暑くっちゃよぅ。換気口の上でグデるリス
- 謎の発火現象「鬼火」の正体。水中の気泡の放電が原因かもしれない
- 世界初!キノコが動力の無水トイレ。臭いを吸収し、堆肥に変える
- 切った自分の爪を集めて「伝統薬」としてネット販売した女性(中国)
- こんな動画だけ見ていたい。バスルームに入るとドアの前で待ち続ける5匹の白猫
- 顔の動きから思考を読み取る、マウスの「心を読む」ことに成功
- 26年間目撃例のなかった地域的絶滅種、オオノコギリエイの死骸を浜辺で発見(南アフリカ)
- エンケラドゥスの地下海に有機分子の痕跡を発見、地球外生命の有力候補に
- これはすごい!スターウォーズの木製ドロイドづくりに情熱を捧げる男性
- 数々の困難を乗り越えて 「英国 今年の木」 2025年はトネリコの木が選出される
- 愛犬2匹を失った後、柵の穴から現れた隣の犬が、心の穴を埋める存在になるまでの物語
- 日本の温泉から、太古の地球に生きた微生物の生態系が明らかに
- 約1万2000年前の動物の岩絵、古代人を砂漠の水源へと導く「道しるべ」だった
- サメの攻撃から命を守る、新素材の咬傷耐性ウェットスーツが実用化へ
- ここだけ見るとかわいい?タランチュラの足先が猫の肉球に似ている件(クモ出演中)
- 廃墟となったロシアの北極研究所に住み着いたホッキョクグマたちの日常
- うれしい有袋類、ペルーのアンデス山中で新種のオポッサムの仲間が発見される
- 金星に巨大な地下トンネルが存在する可能性、過酷な環境が生んだ驚異の構造
- 不気味の谷超えた?ヒューマノイドロボットのリアルな表情の動き