ダイヤモンドは止まらない!数千年の寿命を持つ世界初の炭素14ダイヤモンド電池が誕生

全体:1月:0週:0日:0

「ダイヤモンドは砕けない」――これはジョジョの奇妙な冒険パート4の副題だが、現実の科学技術はこれを超える驚きの発明を生み出した。数千年にわたり電力を供給し続ける「ダイヤモンドは止まらない」電池が開発されたのだ。
ダイヤモンドと放射性同位体を用いた世界初の「炭素14ダイヤモンド電池」は、一度交換すれば5000年経ってもようやく性能が半減するという圧倒的な長寿命を誇る。
これは、世界最古の文明が誕生してから現在までの時間に匹敵する、まさに悠久の耐久性だ。
さらに、この電池は動くパーツがないためメンテナンスフリーで、温室効果ガスも排出しない。電子機器や医療機器、さらには宇宙旅行など、多岐にわたる用途での活用が期待されている。
References: December: Diamond battery media release | News and features | University of Bristol / World's 1st nuclear-diamond battery of its kind could power devices for 1000s of years | Live Science
▼あわせて読みたい
・電線にぶら下がって電力を補給し長時間飛び続けられるドローンを開発
・充電はこれでOK。体内で発電する生分解性ワイヤレス充電器が開発される
・4分で電気自動車のフル充電が可能に。新たなバッテリー冷却技術が開発される
・海苔とビタミンから食べられる電池が開発される。体調管理モニターや小型医療機器の動力に最適
・生きた粘菌で動くスマートウォッチ。充電の代わりにお世話をすることで愛着がわく「生体たまごっち」
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 知る
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/474328.html
推し
新着記事
- ワライカワセミの恩返し?ミミズをあげたら、巻き尺をくわえて仕事を手伝ってくれた
- 準惑星「ケレス」に放射性熱エネルギーの痕跡、かつて生命が存在した可能性(NASA)
- コバンザメの吸盤にヒントを得て、体内に張り付き薬を効率的に届けるデバイスを開発
- 犯人はサル。インドで起きた現金紙幣ばらまき事件に人々が殺到
- 大学進学でいなくなった娘の部屋の前で、出てくるのを待ち続ける猫の姿に涙
- 遺体確認につながるか?ダ・ヴィンチの6人の血族に共通のY染色体を発見
- 遺体確認につながるか?ダ・ヴィンチの6人の子孫に共通のY染色体を発見
- ママだけがいいの。パパはあっちいって!近づかれると全力拒否する子犬
- 地球の季節がずれている。過去20年間の衛星画像で明らかになったこと
- 犬型ロボットが宇宙で相棒に!月や火星を自分で考えながら歩く訓練が開始される
- 1万8000杯の水を注文する動画がバズったことでタコベルがAIドライブスルーを再考
- 動物病院に助けを求めた猫の素敵な恩返し、看護師として患者たちを癒す存在に
- クジラとイルカは友達だった?世界中の海で確認された「種を越えた交流」
- 遺伝子の突然変異が馬を乗れる動物にし、人類の歴史を変えた
- たった一つの遺伝子の突然変異が馬を乗れる動物にし、人類の歴史を変えた
- 失われたマヤ文明の都市「白いジャガーの地」を特定、300年以上前の手紙が手掛かりに
- 19世紀の英国要塞を大豪邸にリノベーションした島が絶賛売り出し中
- 鯉のぼりならぬ「ナマズのぼり」、大群で滝を登る驚愕の光景(ブラジル)
- 七面鳥かと思ったら…納屋で見つけた卵を孵化させたところ、予想外の鳥のヒナが誕生!
- 大型恐竜サイズの小惑星「2025 QD8」が2025年9月3日、地球に最接近
- AIの暴走を32パターンに分類、その多くは人間の精神疾患に良く似ていた
- ダークマターが惑星に蓄積し、ブラックホールを形成する可能性を科学者が示唆
- 落花生のような甲羅を持つカメ「ピーナッツ」が41歳の誕生日を迎える
- ぱっと見似てるけど…シンガポール刑務所をIKEAと間違えた女性
- 警戒心の強い子猫がニワトリたちに心を許し、家族に迎え入れられるまでの物語
- 約4億2400万年前の新種カブトガニが発見され、空白の8000万年を埋める鍵に
- ギリシャ洞窟で発見された30万年前の頭蓋骨、現生人類でもネアンデルタール人でもなかった
- 噂はウイルスのように広がる フランス革命が示した恐ろしい誤情報の拡散
- 暗闇で光る多肉植物が誕生、太陽光で充電可能
- 食品配達員を救急隊員として活用、心臓発作患者の生存率を高める試み(台湾)