集団的知性で効率的に橋をつくる軍隊アリがロボット工学に革命をもたらす

    全体:5月:0週:0日:0

集合知を利用して効率的に橋を建設する軍隊アリにロボット工学のヒントがある
 「軍隊アリ(グンタイアリ)」という名が示す通り、彼らはとても攻撃的で獰猛な生き物だ。

 だがニュージャージー工科大学の昆虫学者が注目するのは、このアリのもう1つの才能だ。グンタイアリは生まれつきの建築家なのである。

 大軍をなして行進する彼らは、進路上に大きな隙間があると、自らの身を挺して仲間のために橋やハシゴを作り上げる。

 しかも、そうした行動は、群れ全体がまるで1つの脳のように機能することで意思決定されている。

 イザベラ・ミュラトール氏は、11月に開催された「アメリカ昆虫学会」で、個々は小さな脳しか持たない軍隊アリが、集団的知性で橋をかけるコストとメリットを判断していることを明らかにしている。

 そこから得られたヒントは、ロボット工学に革命をもたらす可能性もあるという。 続きを読む

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/52327619.html

 - karapaia

推し

新着記事

  1. インコ界最強のダンスキングの踊りを完コピした人間女性のシンクロ率がすごい!
  2. 冷凍した人間の脳組織を解凍した後も正常に機能する技術開発に成功
  3. 宇宙黎明期の2つの巨大ブラックホールの合体を発見したジェイムズ・ウェッブ望遠鏡
  4. 「カールじいさんの空飛ぶ家」を再現した家に宿泊できる!映画の世界観に浸れるAirbnbの新サービス
  5. これはほぼ「ただの犬」!ニンゲン大好きなセグロジャッカルの子、遠吠えを教えてもらって大合唱
  6. スーパーの屋根の看板の中で1年間暮らしていた女性、家具もパソコンも完備
  7. 人間にしか興味のないオウムと、仲間となじめなかったインコが出会った瞬間にベストフレンドに
  8. 薄い絹のカーテンを振動させて防音。画期的なノイズキャンセリング技術を開発
  9. 越えられない壁などない!ベンガル猫がフェンスローラーの突破に挑戦
  10. アッシリア王国の2,700年前の謎のシンボルは、王の名と星座を示していたとする説が登場
  11. 地球外文明の証拠となる宇宙人の人工構造物「ダイソン球」の有力候補は少なくとも7つある
  12. ボーイフレンドが恋しすぎて、全部位搭載の等身大編みぐるみを作ってしまった女性
  13. 寒い?そんなの気にしない!ジャイアントパンダ、雪の上をゴロンゴロンと転がってアグレッシブに楽しむ
  14. ボートを隠すよう市から命じられた男性、塀を設置したがハイパーリアルなボートの絵を描いて反撃
  15. ゴリラが小鳥と友達になりたくて、頭をかきながらその方法を考え、小鳥にやさしく接する
  16. ベートーヴェンの毛髪から高濃度の重金属を検出、難聴の原因である可能性
  17. 馬が突如脱走するも捕まえる道具がない。ひらめいた!ブラジャーを使おう
  18. 7万5000年前のネアンデルタール人女性の顔の復元に成功
  19. イエローストーン国立公園の温泉で、古代に起源を持つ巨大ウイルスを発見
  20. ほぼ等身大!LEGOから黒白ハチワレ猫の組み立てセットが登場!目の色も2種
  21. ネットの情報は間違いだった?初めて猫を飼い始めた女性、戸惑つつもノーキャットノーライフを理解する
  22. 栃木県警のパトカーがイギリスの警察に押収されるだと?いったい何がおきているのか?
  23. 洪水ですべてを失ってしまった犬たちに元気になってもらおうと、ぬいぐるみがプレゼントされる
  24. なぜSNSでの会話は長い言い争いが続き、ひどい暴言が飛び交うのか?
  25. ヘミングウェイと彼の愛した6本指の猫。その子孫たちは今も博物館となった家にいる
  26. パプアニューギニア人はデニソワ人から受け継いだ特異な遺伝子が彼らの体を守っている
  27. パプアニューギニア人がデニソワ人から受け継いだ特異な遺伝子が彼らの体を守っている
  28. 背中にライフルを搭載した犬型ロボットが米海兵隊の特殊部隊で訓練中
  29. マクドナルドのハッピーセットからスマイルが消えた理由
  30. 水族館のイルカ「こんにちは!どこから来たの?」と、ガラス越しに女の子とコミュニケーションを図る