8億1500万年前の空気を岩石から発見、地球の古代大気と酸素の謎に迫る

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カナダ・ブロック大学をはじめとする国際研究チームは、オーストラリアで採取された岩塩の中に閉じ込められていた8億1500万年前の空気を取り出し、その成分を直接分析することに成功した。
これまで当時の酸素濃度はわずか2%ほどと推定されていたが、今回の分析により、予想を大きく超える数値が示された。
これは、初期の動物がすでに呼吸可能な環境で活動していた可能性を示す重要な手がかりとなる。
この発見は、地球の大気の進化だけでなく、生命の起源と進化の時期に関する理解を大きく書き換えるかもしれない。
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引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/534964.html
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