別々の博物館にあった化石は同じ個体のものだった。2つを合わせてみたところジュラ紀の新種爬虫類と判明
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約90年前、何者かの手によって一つの化石が二つに分けられ、別々に売られた。
その後、片方はロンドン自然史博物館に、もう片方はフランクフルトのゼンケンベルク自然史博物館に所蔵されることになった。
ところが近年、古生物学者が偶然この2つを照らし合わせたところ、2つは同一の個体の化石であることがわかった。
しかもその化石は、1億4500万年以上前のジュラ紀後期を生きた、これまで知られていなかった新種の爬虫類だったのだ。
この数奇な運命をたどった新種の発見は、博物館には既知の種と勘違いされたまま眠っている未知の種がまだたくさんいる可能性を告げている。
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この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 昆虫・爬虫類・寄生虫
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