沖ノ島から出土した1100年前の国宝「金銅製矛鞘」に豪華な文様がX線撮影で確認される

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国宝「金銅製矛鞘」 / Image credit:「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会・宗像大社

 福岡県の世界遺産・沖ノ島で出土した国宝「金銅製矛鞘(こんどうせいほこさや)」をX線を使った最新技術で調べたところ、「黄金の鳳凰」の見事な文様が施されていることが判明した。

 この文様は、異なる素材を組み合わせて模様を表現した工芸技法「象嵌(ぞうがん)細工」により刻まれたものだ。

 金銅製矛鞘は6世紀後半から7世紀初頭にかけて作られたもので、象嵌細工が全面に施されている矛鞘は、国内で例がなく、東アジア全体で見ても傑出した作りであることから、「ヤマト政権」が沖ノ島祭祀のために特注した可能性が高いという。

 このことは、当時の政権がこの神宿る島をいかに重視していたのか物語るという。

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