沖ノ島から出土した1100年前の国宝「金銅製矛鞘」に豪華な文様がX線撮影で確認される
全体:2月:1週:0日:0

福岡県の世界遺産・沖ノ島で出土した国宝「金銅製矛鞘(こんどうせいほこさや)」をX線を使った最新技術で調べたところ、「黄金の鳳凰」の見事な文様が施されていることが判明した。
この文様は、異なる素材を組み合わせて模様を表現した工芸技法「象嵌(ぞうがん)細工」により刻まれたものだ。
金銅製矛鞘は6世紀後半から7世紀初頭にかけて作られたもので、象嵌細工が全面に施されている矛鞘は、国内で例がなく、東アジア全体で見ても傑出した作りであることから、「ヤマト政権」が沖ノ島祭祀のために特注した可能性が高いという。
このことは、当時の政権がこの神宿る島をいかに重視していたのか物語るという。
▼あわせて読みたい
・日本で発見され命名された最初の翼竜「ニッポノプテルス・ミフネンシス」
・17世紀の日本の脇差がドイツで発見される
・日本の土偶に通じるものが。トルコで8000年前のユニークな女性像が発掘される
・日本人の祖先は3つの系統に関わっていることが全ゲノム解析で明らかに
・中国からアメリカと日本へ、氷河期時代の人類移動の証拠を発見
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/520103.html
推し
新着記事
- チャットGPTは上から目線の失礼な話し方をすると賢くなるという研究結果
- 太陽1兆個分の明るさ、超大質量ブラックホールが恒星をのみ込み記録的フレアを放つ
- ついに販売決定、サブスク契約も。家事手伝いロボットがいよいよ我が家へ
- 熊手を使って誘導。クリスマス島のアカガニの大移動が今年も始まる
- ハロウィンの贈り物?人懐っこい黒猫が玄関から家に入り、家族になるまでの物語
- フィンランドの保育園で自然環境を取り入れたら子どもたちの健康状態が改善
- 謎の恒星間天体「3I/ATLAS」が3度目の色の変化、尾の消失も
- ターミネーターまったなし?自重の4000倍を持ち上げる人工筋肉ロボットが登場
- 実娘と一緒にリアルな赤ちゃん人形「リボーンドール」を育てる19歳ママに賛否両論
- 釣り糸に絡まって木からぶら下がっていたコノハズクを救出
- 世界人口は推定より多いかもしれない。農村部が過少計算されている可能性
- 「人間じゃない?」闇に包まれた古戦場跡を運転中に未確認生物に遭遇
- AI音楽がビルボードを席巻、毎週1曲以上がランクイン
- ラスベガス郊外の砂漠から300体以上の遺灰を発見、葬儀会社の不法投棄か?
- うつくしい…白いスペインオオヤマネコが初めてカメラにとらえられる
- 南極海で30種以上の新種を発見!球体をたくさんつけた肉食の海綿動物の姿も
- 宇宙はコンピュータシミュレーションではなかった、数学者が証明
- 風を食べて動く骨格。 浜辺で進化を続ける人工生命「ストランド・ビースト」
- ドイツが警察によるドローンの撃墜を認める法案を可決
- 山道を歩いている女性に心を重ねた野良犬、ひたすら後を追いかけ、家族になるまでの物語
- 山道を歩いている女性に心を重ねた野良犬、ひたすら後を追いかけ、家族になるまでの物語
- マルハナバチも喜びを感じ、その気持ちを仲間と分かち合うことができる
- 死海に降り積もる塩の雪が築いた白い巨塔を発見、科学者たちも驚愕
- アリが発酵の鍵?ブルガリアで古くから伝わるアリ入りヨーグルトを科学者が再現
- 巨大カボチャが暴走、母親が飲み込まれる(オンリー・ハロウィン)
- 羊と猫の椅子取りゲーム。岩を独り占めしたい羊と猫の攻防戦が面白い
- 絶滅危惧種のガラパゴスアホウドリがアメリカで初めて目撃される
- 3000年の眠りからよみがえる、イタリアの湖に沈んだ村
- 中国が恐竜AIロボットに本気を出した。羽毛恐竜シノサウロプテリクスが現代に蘇る
- 指を折って皮膚から突き出し爪代わりに。ケガエルの驚きの生存戦略