南極で初めて琥珀が発見され、白亜紀の自然の生態系を知る手掛かりに

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Image Credit: Alfred Wegener Institute / V. Schumacher

 最近まで、南極は唯一琥珀が見つかったことのない大陸だった。だがこのほど、史上初となる南極大陸から琥珀が発見されたそうだ。

 発見されたのは、2017年に水深946mの深さからドリルで採取された堆積コアの中だ。採取現場がアムンゼン海のパインアイランド湾だったことから、南極初の琥珀は「パインアイランド琥珀」と名付けられている。

 9000万年前の大昔、今より暖かかった西南極にはどのような自然が広がっていたのか? この琥珀はそれを伝える貴重なヒントであるという。

References: First amber find on the Antarctic continent provides new insights into Cretaceous forests / Single view - AWI

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この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

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