5万年以上も他の集団から孤立していたネアンデルタール人の新たな血統が発見される

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フランスのローヌ渓谷にある洞窟で発見されたネアンデルタール人の化石は、これまで知られていなかった新しい系統であることが判明したそうだ。
トールキンの小説『ホビットの冒険』に登場するドワーフの王にちなみ、「トーリン」と名付けられたそのネアンデルタール人は、他の集団から孤立した集団の中で生きていた。
彼の遺伝子からは、その集団が10万年前にほかの系統から分岐し、5万年以上にわたり遺伝的に孤立していた系統であることが明らかになっている。
この発見は、後期ネアンデルタール人が想像以上に多様だっただろうことを伝えているほか、彼らが絶滅した理由を解明する大きな手がかりである可能性もあるとのことだ。
▼あわせて読みたい
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・争いではなく愛だった?ネアンデルタール人はホモ・サピエンスと肉体関係を持つことで滅んでいった可能性
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/453716.html
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