本物の三葉虫の化石を加工した古代ローマのお守り、スペインで初の発見

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スペイン北部ガリシア州のローマ時代集落跡で、約4億5000万年前の三葉虫の化石を加工し、お守りとして使用していた証拠が初めて発見された。
「ア・シブダ・デ・アルメア(A Cibdá de Armea)」で発掘されたのは、オルドビス紀(約4億5000万年前)に生息した三葉虫の仲間の全長4cmの断片で、裏面には人の手で削られた痕跡が確認されており、1世紀から3世紀頃に加工された可能性が高いという。
分析の結果、この化石はスペイン中部から約430kmの距離を運ばれてきたことが分かっており、当時いかに珍重されていたかを示している。
今回の発見は、古代ローマにおいて先史時代の化石が霊的な力を持つと信じられていたことを示す世界初の直接証拠となる。
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引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/529866.html
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