日本のお札に使用される紙の材料の9割は、ネパールから輸入されている

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 通貨とは経済システムの根幹をなすものである。日本であれば「円」がそれにあたり、日本銀行券すなわち紙幣と、補助貨幣である硬貨が流通している。

 キャッシュレス化の影響で、その数は減ってきているといわれているが、それでも物理的に流通している紙幣は、現在国内で187億枚とも言われている。

 お札となれば、その辺の紙に印刷すればいいわけじゃない。

 人と人の手の間を行き来し、何度も折りたたまれたり丸められたりするわけだから、まずは丈夫さが求められるし、偽造しにくい紙じゃなければ困る。

 日本では紙幣を印刷する紙として、ジンチョウゲ科のミツマタの樹皮から作られる和紙を採用してきた。

 だが現在、この原料に異変が起きている。なんとその9割が、海外からの輸入品。そしてその大半が、ネパール産のミツマタなんだそうだ。

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