メタンを食べる細菌を育て餌にする「ウミグモ」の仲間3種を深海で初めて発見

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メタンを食べる細菌を育てて餌にする新種のウミグモ / Image credit:Shana K. Goffredi

 アメリカ西海岸沖の深海で、独自の生存戦略をもつ3種の新種ウミグモが発見された。

 このウミグモは、体の表面にメタンをエネルギー源とする細菌を繁殖させ、それを直接食べて生きている。

 アメリカの研究チームが太平洋岸の深海メタン湧出域で、この新しい細菌利用の仕組みを明らかにした。

 ウミグモが細菌を餌として活用する例はこれまで確認されておらず、深海生態系の理解に新たな知見をもたらしている。

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