500万年前、猫サイズのムササビが、北米の森を飛び回っていた

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900万年前には姿を消したと考えられていたムササビが、500万年前に北米の森に生息していたことが化石の発見で明らかとなった。
現代のイエネコくらいの大きさで、学名を「Miopetaurista webbi(ミオペタウリスタ・ウェビ)」という。現代のムササビと同じく、前足と後ろ足の間にある翼のような皮膜で、木から木へと滑空していた。
もしかしたら当時のサイ・マストドン・レッサーパンダといった動物たちの上を悠々と飛んでいたのかもしれない。
研究者が驚いているのは、ユーラシア大陸にしかいないと思われていたミオペタウリスタが、遠く離れた北米にもいたという事実である。
それが示しているのは、彼らが500万年前、ほかの動物たちと一緒にベーリング地峡を渡っただろうということだ。
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この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 動物・鳥類
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