6900万年前に南極に生息していた水鳥は現代の鳥類の元祖だった可能性

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約6900万年前、恐竜がまだ地球を支配していた白亜紀の終わり、南極には「ヴェガヴィス・イアアイ(Vegavis iaai)」と呼ばれる鳥が生息していた。
南極で発掘されたそのヴェガヴィスのほぼ完全な頭蓋骨が、鳥類の進化の「ミッシングリンク」を埋める手がかりとなりそうだ。
このたび発表された研究によると、この鳥は現代の水鳥と共通する特徴を持ち、南極が鳥類の進化の中心地だった可能性を示しているという。
もしかすると、現代のすべての鳥は南極からやってきたのかもしれない。
References: Cretaceous fossil from Antarctica reveals ear | EurekAlert! / This 69-Million-Year-Old Duck-like Skull Reveals How Modern Birds Survived the Dinosaurs
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この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 動物・鳥類
引き用元サイト: カラパイア
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