ブラックホールのジェットが謎の物体と衝突した瞬間をNASAが捉える
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超大質量ブラックホールから放出された高速のジェットが、暗闇の中で何かに命中する瞬間がNASAのX線観測衛星によって確認された。まるでデス・スターのレーザー砲を彷彿とさせる。
場所は、地球から約1200万光年離れた電波銀河「ケンタウルス座A」だ。その中心に存在するブラックホールは、太陽の1000万倍の質量を持ち、巨大な宇宙ジェットを放出している。
奇妙なのは、X線で観察すると、その衝突地点がV字に枝分かれしていることだ。
これまでこのような現象が観察されたことはなく、なぜこのような形状になるのか現時点ではわかっていない。
References: Black Hole Jet Stumbles Into Something in the Dark - NASA
▼あわせて読みたい
・観測史上最大最長のブラックホールジェットを発見、天の川銀河140個分、長さは2300万光年
・超大質量ブラックホールは守護神でもあった。銀河の寿命を延ばしているとする新研究
・標的に強力な粒子ジェットを発射する「デス・スター」のようなブラックホールを16個発見
・超大質量ブラックホールの自転が史上初めて証明される
・何が起きているのか?ブラックホールから噴出するプラズマジェットに謎の揺らぎ。
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/473202.html
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