南極で初めて琥珀が発見され、白亜紀の自然の生態系を知る手掛かりに

全体:1月:0週:0日:0

最近まで、南極は唯一琥珀が見つかったことのない大陸だった。だがこのほど、史上初となる南極大陸から琥珀が発見されたそうだ。
発見されたのは、2017年に水深946mの深さからドリルで採取された堆積コアの中だ。採取現場がアムンゼン海のパインアイランド湾だったことから、南極初の琥珀は「パインアイランド琥珀」と名付けられている。
9000万年前の大昔、今より暖かかった西南極にはどのような自然が広がっていたのか? この琥珀はそれを伝える貴重なヒントであるという。
References: First amber find on the Antarctic continent provides new insights into Cretaceous forests / Single view - AWI
▼あわせて読みたい
・南極の緑化が劇的に進む。過去40年間で植生が10倍以上に増加
・南極大陸の氷に閉じ込められた気泡が5600万人の死を記録していた
・南極の氷の下で1400万年眠りについていた古代の風景を発見
・南極の海で100万年前の古代生物のDNAを発見、これまで確認されたものの中で最古
・9000万年前、南極は緑豊かな森に覆われていた可能性が示唆される(国際研究)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/466520.html
推し
新着記事
- 神話の怪物「ミノタウロス」は迷宮の中の儀式による幻覚だった可能性
- オハイオ州、人間とAIの結婚を禁止する法案が提出される
- スマホのカレンダーに1582年10月の表示に空白の10日間がある理由
- もう野生には戻せない…。人懐っこすぎる子ギツネの保護物語
- アマゾンの絶滅危惧種のカメ、4万1000匹いることが新たなカウント法で明らかに
- アマゾンの絶滅危惧種のカメ、4万1000匹いることが新たなカウント法で明らかに
- 月の裏側の内部温度は表側内部よりも低い、新たな岩石分析で確認
- 天然のタイムカプセル。ヒゲワシの巣の中に、14世紀の人間の所有物を大量に発見
- 中国の「世界で一番高い橋」の塔頂部、地上800mにカフェがオープン予定
- きっと帰ってくる… 二度と戻らない飼い主の帰宅を窓際で待ち続ける犬の姿に涙
- うれしいニュース!ニューヨークの川でビーバー復活の兆し、生態系全体に大きな恩恵
- 1億9000万年前のほぼ完全な状態で残された魚竜の化石、新属新種であることを確認
- 恐怖で人々を震え上がらせる技術を学ぶ「モンスター養成スクール」
- リスを夢中で追いかけ木に登ったハスキー、自力で降りられないことに気付く
- 浴槽の蛇口の奥から伸びてきた謎の手に驚愕する家族、その正体とは?
- うれしいニュース。猫とイタチを混ぜたような、フォッサの赤ちゃんが生まれたよ
- モアイ像は歩いてきた。直立させて運んだという説が改めて検証される
- チャットGPT利用調査 使い道の7割は仕事以外、男女比に逆転現象
- 家が燃えてる!?ハロウィンの驚きの演出に通報が相次ぐ(アメリカ)
- 20分の奇跡!3日間谷底に閉じ込められた重症の少年を救った警察犬
- ごはんタイムが1分遅れただけで、催促モードに突入する猫
- 海底ケーブルの磁場に惹かれるメスのカニ 繁殖行動を狂わせる「見えない罠」
- アラスカの永久凍土に眠っていた4万年前の古代生命を目覚めさせた科学者たち
- アラスカの永久凍土に眠っていた4万年前の古代生命を目覚めさせた科学者たち
- アメリカの恐竜パークが閉鎖。動く恐竜たちがマーケットプレイスでナウオンセール!
- ネパールで2歳の少女が生きた女神「クマリ」に選ばれる
- ソファで気持ちよさそうにくつろぐ2匹の猫。だがどちらもこの家の猫ではなかった件
- 世界最大の蚊の生産工場がブラジルにオープン、デング熱の撲滅に挑む
- ポルターガイスト?ひとりでに動く「呪われた乳母車」
- 世界初:ヒトの体内細菌がロケット打ち上げと再突入に耐え、火星上陸への期待を高める