ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が1つの超新星から放たれた3つの光を観測

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ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、1つの超新星から放たれた3つの光を観察した。その光は前にある銀河の重力(重力レンズ)によって歪められていた。
今回の観測によって、我々の宇宙の理解に誤りがある可能性がさらに高くなった。
この宇宙は膨張し続けている。だがそのスピードは計測する場所によって一貫しない。この矛盾を「ハッブル定数の緊張」や「ハッブル・テンション」といい、現代宇宙論の大問題とされている。
最新の研究では超新星の光から宇宙の膨張スピードを計測。その結果はやはり宇宙標準モデルの予測とは一致せず、ハッブル定数の緊張の存在が再確認されることとなったのだ。
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引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/457349.html
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