凍結した遺体の正確な死亡推定時刻を割り出すのに最適な方法を発見

    全体:1月:1週:1日:0

Photo by:iStock

 雪山で何者かによって殺害された死体が発見されたとしよう。その死亡時刻は、犯人を逮捕するための重要な手がかりだ。

 問題はその現場が、死体が腐りにくく凍りつくような寒さであることだ。はたして、こうした環境下では、どのように死亡時刻を推定すればいいだろうか?

 ノースダコタ大学をはじめとする研究チームは、分子生物学とバイオインフォマティクスを駆使してそのための方法を発見した。

 決め手となるのは「ネクロバイオーム」と呼ばれる微生物だ。死体に群がる微生物を調べば、死亡からどれくらい経過したのか最大6ヶ月の間、ほんの9日程度の誤差で推測できるという。

 名探偵コナンの推理にまた1つあらたな手法が加わりそうだ。

続きを読む...

▼あわせて読みたい
腐敗した人間の死体に共通点、遺体を分解する時だけに現れる微生物グループの存在
死後わずか16日で完全にミイラ化した男性に法医学者もびっくり
スーツケースに死体を入れて放置。法医学の為の腐敗実験が行われる
身元不明の遺体が発見された場合、どうやって身元を特定するのか?
法医学者が教えてくれた、忘れられないほど衝撃的な10の事例

この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 知る

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/453367.html

 - karapaia , , , , , , ,

推し

新着記事

  1. ファスナーの開閉音を上手にマネするオキナインコ。動きまでマネちゃうぞ!(要音声)
  2. 5万年以上も他の集団から孤立していたネアンデルタール人の新たな血統が発見される
  3. 陰謀論者を説得し、信念を変えるのは、人間よりAIの方が効果的であるとする研究結果
  4. 山火事を食い止める、家庭向け箱入り防火線が登場
  5. 「チェンソーマン、何してるの?」森で木を切る男性に興味津々で貼りつく鹿
  6. 頭のサイズに対して最も大きな歯を持つギネス記録を持っている魚「ホウライエソ」
  7. 目の見えない猫が飼い主の帰宅時、急いでキャットタワーから降りようとする姿に涙
  8. 犬と人間は目と目で通じ合う。お互いに見つめあうと脳がシンクロすることが判明
  9. お風呂ギライなハスキー。無駄な抵抗とわかっていても大騒ぎでカオス状態に
  10. 凍結した遺体の正確な死亡推定時刻を割り出すのに最適な方法を発見
  11. オリオン座にある恒星「ベテルギウス」は実は2つの星かもしれない。伴星がある可能性
  12. 呼吸するだけで死に至るとされる、オーストラリアの地図から削除された町
  13. 裏庭でブランコに乗っていた少女にクマが接近!間一髪で無事に避難に成功する
  14. 君に会いたかった!世界最小種のトカゲ発見に大喜びの生物学者
  15. 女子寮に侵入しても許されるのは犬だけ、むしろ大歓迎を受ける
  16. 魚は鏡に映った自分の大きさを認識し、ライバルに勝てるかどうかを判断する
  17. 幽霊がでたぞ~!ヤギたちが一斉に逃げ回り餌も食べない。監視カメラで確認すると…
  18. レオナルド・ダ・ヴィンチは実は優れた調香師でもあったことが判明
  19. 新種のシーラカンスの化石から、その進化が地球の地殻活動から影響を受けていたことが判明
  20. まさかの棺桶仕様。地震対策の為のシェルターになるベッドがネット民を恐怖に陥れる
  21. ペットを撮影してSNSに投稿するのは大変!犬の飼い主の見えない苦労を覗いてみよう
  22. 冷やす場所はそこか!米陸軍式、数分で体を簡単に冷やす方法で熱中症対策
  23. 体が宇宙。全身に星をちりばめた猫のギャラクシー感がかっこいい!
  24. うれしいニュース。55年ぶりに「オオハイガシラオオタカ」の存在が確認される
  25. ジャイアンな鯉がいた!仲間を押しのけ、餌を独り占めしようと大暴れ
  26. 考古学者が実在した可能性があると考える9の神話に登場する場所
  27. 2カ月間だけ地球の月が2つになる。小惑星が地球上の軌道を周回するぞ!
  28. 娘を心配するあまり父親が娘の頭に監視カメラをくっつけてしまう珍事
  29. 「でられにゃい!」排水口の中から子猫の鳴き声。無事救出に成功!
  30. 森の中に松ぼっくりのミステリーサークルが出現!