笑顔の下に隠された真実。うつ病の知られざる一面を表現したキャンペーンポスターにグっとくる

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うつ病と知られたくないため、必死で笑顔を作る人々
 この写真でまず目に入るのは手前のバッグを抱えた男性だろう。男性の画像のそばには「ステファンさんはうつ病を患っている」という英語の文字が記されており、彼のやや暗い表情からしても、ああこの人はうつの症状がでているんだな、と思ってしまうかもしれない。

 だが真実はそうではない。写真の奥には女性の隣に座って笑っている男性が写っているが、その横に「この人がステファンさんです」とある。

 本当にうつ病を患っているのは、暗い表情をした男性ではなく、笑っている男性だったのだ。

 実はこれ、ドイツのうつ病支援財団によるキャンペーン広告。勘違いしそうな写真のねらいは「うつ病だから常に暗い顔をしているわけではなく、それを隠そうと明るくふるまっている」という事実だ。

 彼らは「うつ病と思われたくない」、「うつ病なんてバレたら変な目で見られる」という偏見を恐れ、実社会ではあえて元気に明るくふるまうなどして、うつを隠し通しているのだ。 続きを読む

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/52328026.html

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