その刺身は安全か？極小の針を刺すだけで、魚の鮮度をすぐに判定する新型センサー

　スーパーで買ってきたパックの刺身や、冷蔵庫に少し長く置いてしまった魚を食べようとするときに、気になるのはその鮮度だ。「本当にこれ、生で食べても大丈夫かな？」と不安になることもあるだろう。

　通常、私たちは臭いを嗅いだり、目の色を見たりして判断するが、それはあくまで感覚的なものに過ぎない。もっと白黒はっきりとした結果が、今すぐに欲しい。

　そこでオーストラリアの研究チームは、魚の切り身や刺身専用の鮮度センサーをを開発した。

　極小の針を使ったこの装置は、切り身に刺すだけで100秒ほどで鮮度を科学的に判定できる。いちいち実験室に持ち込まなくてもその場でわかるのも利点だ。

続きを読む...

▼あわせて読みたい
・アメリカで刺身用の培養サーモンを承認、レストランで提供開始
・宇宙で新鮮な魚が食べられる日も近い。月面養殖場に向けてスズキの受精卵が送られる
・食品の味や鮮度を識別できる、味覚を持ったAI電子舌が開発される
・廃棄される卵を利用し、フルーツや野菜を新鮮に保つバイオポリマー・コーティングが開発される（米研究）
・新鮮に見えるだろ？鮮度アップを狙って魚にプラスチックの目玉を付けて販売した鮮魚店が営業停止処分に（クウェート）

この記事のカテゴリ：サイエンス＆テクノロジー / 料理・健康・暮らし

引き用元サイト: カラパイア

記事元url: https://karapaia.com/archives/571491.html

 - karapaia サイエンス＆テクノロジー, センサー, 刺身, 料理・健康・暮らし, 新鮮, 計測, 針, 開発, 魚