皮膚までしっかり残っていた!2億4000万年前の海棲爬虫類、ラリオサウルス化石を発見

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化石からその生態を推測するのは簡単なことではない。なぜなら、柔らかい部分はほぼ失われており、骨格からしか手がかりが得られないからだ。
だが今回、約2億4000万年前、中期三畳紀の海にすんでいた海棲爬虫類「ラリオサウルス属」の一種から、皮膚が保存された状態の化石が発見された。
うろこの輪郭や水かきのある手足、さらに前肢に付いていた筋肉の痕跡まで、当時の姿がほぼ完全に残されていたのだ。
古生物学者にとってはまさに夢のような発見であり、泳ぎ方や筋肉の使い方など、行動についての新たな知見が得られた。
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この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 昆虫・爬虫類・寄生虫
引き用元サイト: カラパイア
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