ギリシャ洞窟で発見された30万年前の頭蓋骨、現生人類でもネアンデルタール人でもなかった

全体:0月:0週:0日:0

1960年、ギリシャ北部の洞窟で発見された頭蓋骨に、長年科学者たちは頭を悩ませてきた。その化石には鍾乳石が突き出し、まるで洞窟の一部と化していた。
いったい誰のものなのか、いつのものなのか。ついにその正体が明らかになりつつある。
イギリス・ロンドン自然史博物館のクリス・ストリンガー博士らによる最新の研究により、この頭蓋骨は約30万年前のものであり、現生人類でもネアンデルタール人でもないことが判明した。
別のヒト属の一種「ホモ・ハイデルベルゲンシス」に属する可能性が高いというのだ。
▼あわせて読みたい
・100万年前の人類の先祖が使用していた球状の火山岩の道具を発見
・現生人類の遺伝子の2割は“謎の集団”から受け継いだ可能性、30万年前の交雑の痕跡を発見
・50万年前に絶滅した人類の痕跡がポーランドの洞窟で発見される
・人類(ホモ・サピエンス)の祖先と考えられている人種が「ホモ・ボドエンシス」と命名される
・初期の人類は冬眠をしていた可能性。遺跡でその痕跡を発見(スペイン研究)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/545584.html
推し
新着記事
- 妹を失った犬が、一日中彼女の首輪をくわえている姿に胸が締め付けられる
- コンクリートに残された「ネズミの穴」の正体が、科学の力によってついに明らかに!
- 1億1200万年前のタイムカプセルを発見、琥珀に閉じ込められた失われた生命の記録
- 世界で最も高額な鳥の尾羽、1枚400万円で落札
- 衣服からAIを操作 静電気を利用した音声センサー機能を持つ布地が登場
- 衣服からAIを操作 静電気を利用した音声センサー機能を持つ布地が登場
- 排除せよ!庭に迷い込んだクマを追い払う勇敢なメンドリ軍団。なおオスは傍観
- 巨大なエイ「マンタ」は、海のナビから進路を読み取るため、深海1200mまで潜っていた
- ローマの円形闘技場でクマが戦っていたことを示す1700年前の頭蓋骨を発見
- 洗濯物をたたんで食器洗い、人間と軽い会話もする家事ロボットの最新版
- 違いはあるのか?日本とアメリカのビッグマックを30日間放置してみた
- パトカーを止め、負傷したおばあさんの元に保安官を導いたのは息子の飼い犬だった
- 世界初、恐竜の卵の化石から年代を直接特定、新しい測定法を開発
- 未知の古代生命体が岩を掘った痕跡を発見 砂漠で見つかった謎のトンネル
- ティタノサウルス初登場!『ジュラシック・ワールド』最新作のダウンロード・レンタル配信開始
- 刑務所にいる孫に会いたい!その一心で強盗を犯し、逮捕されたおじいさん
- 「似てるけどなんか違う」始めてシマウマを見た馬の反応が話題に
- AIに「いいね」の数を競わせると盛大に嘘をつき、誤情報をまき散らすことが判明
- 宇宙の彼方で二重リンクを持つ「奇妙な電波サークル」を発見、これまでで最も強力
- 待ってました!オーストラリア消防士カレンダー2026年版がナウオンセール
- ヘリコプターが高速道路に墜落、乗客を救うため、居合わせた人が一致団結
- 犬が公園に落ちていた紙袋の中から猫を発見、そこから家族になるまでの物語
- 猫と暮らすと脳が変わる。人と猫をつなぐ「オキシトシン」の変化
- 神話の怪物「ミノタウロス」は迷宮の中の儀式による幻覚だった可能性
- オハイオ州、人間とAIの結婚を禁止する法案が提出される
- スマホのカレンダーに1582年10月の表示に空白の10日間がある理由
- もう野生には戻せない…。人懐っこすぎる子ギツネの保護物語
- アマゾンの絶滅危惧種のカメ、4万1000匹いることが新たなカウント法で明らかに
- アマゾンの絶滅危惧種のカメ、4万1000匹いることが新たなカウント法で明らかに
- 月の裏側の内部温度は表側内部よりも低い、新たな岩石分析で確認