イギリスで死刑囚の皮膚で作った人皮装丁本が再発見、展示の是非をめぐり倫理的議論

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イギリス東部サフォーク州の博物館で、19世紀に起きた歴史に名を残す凶悪な殺人事件が起きた。事件の犯人であるウィリアム・コーダーは絞首刑となり、死後、医師によりその皮膚が剥がされ、裁判記録の本の表紙として使用された。
こうしてできた「人皮装丁本」は同州のモイズ・ホール博物館に1933年から展示されていたが、実はもう1冊あった。
事件から200年近く経った今、忘れ去られていた“第2の人皮装丁本”が博物館の事務所から発見され、再び展示されることとなった。
歴史的価値を認める声がある一方、人間の遺体の一部を展示に利用することへの倫理的な懸念も広がっている。
▼あわせて読みたい
・ハーバード大学、人間の皮で綴じられた「人皮装丁本」を図書館から撤去
・古代スキタイ人は戦いで倒した人間の皮膚を利用して皮製品を作っていた
・痛みや刺激を認識する電子人工皮膚が開発される(オーストラリア研究)
・世界最大の手作り本。13頭の牛革で装丁、重さ1.4トン(ハンガリー)
・愛する人の亡き後、遺体からタトゥーを切除して壁掛けに加工するアートワークサービスを葬儀屋が提供(アメリカ)
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/503901.html
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