100年前にカリフォルニアから姿を消したハイイログマの再導入が検討されている

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アメリカ、カリフォルニア州の州旗には、力強く歩く一頭のクマが描かれている。これは約100年前に絶滅したカリフォルニアハイイログマだ。
カリフォルニアハイイログマは、ハイイログマ(グリズリーベア)の一種で、かつては州のあちこちにすんでいた。だが、1924年にセコイア国立公園で目撃されたのを最後に完全に姿を消した。
そして最近、ハイイログマを再びカリフォルニアに戻すべきかどうかの検証がなされている。
再導入候補は北米本土に生き残る一般的なハイイログマだ。生物学的、生態学的、経済的、法的、政策的なあらゆる面において、再導入を阻むような問題はないこと示す、査読済みの研究報告書が発表された。
野生動物と人間の共存は再び可能となるのか?壮大な実証実験がいま、カリフォルニアで動き出そうとしている。
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この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 動物・鳥類
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