ミツバチに小さなQRコードを張り付け、行動範囲の謎に挑む昆虫学者

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ミツバチは花粉を運ぶ重要な存在であり、地球にとって、我々人間にとってもとても大切な生き物だ。だが、その行動や生態にはまだ多くの謎が残されている。
特にミツバチが花粉や蜜を集めるためにどこまで飛んでいくのかは、研究者にとって長年の謎だった。
そこでアメリカの研究者たちは、ミツバチの背中に小さなQRコードを貼り付け、行動を詳細に追跡する新たな手法を開発した。
この技術は、ミツバチがどれだけ遠くまで飛び、どれほどの時間を外で過ごしているのかをデータで明らかにし、生態の理解を深めるとともに、有機養蜂や保護活動に役立てることを目指している。
References: Automated entrance monitoring to investigate honey bee foraging trips using open-source wireless platform and fiducial tags - HardwareX / ‘Buzz me in:’ Bees wearing itty bitty QR codes reveal hive secrets | Penn State University
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この記事のカテゴリ:知る / 昆虫・爬虫類・寄生虫
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/483823.html
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