手のひらサイズ、新種のネコ科の化石が発見される。世界最小の可能性も
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中国で初期人類が住んでいた洞窟の奥深くから、手のひらに収まるほど小さなネコの化石が発見された。おそらくは世界最小のネコ科で新種と認定された。
生きているときは、小さくてさぞ可愛らしかっただろう。このネコは、「Prionailurus kurteni(プリオナイルルス・クルテニ)」と命名された。
学名のプリオナイルルスは「ベンガルヤマネコ属」のことである。P. クルテニが生きていたのは30万年前で、すでに絶滅しているが、ベンガルヤマネコ属は、今日でも南アジアなどで生息している。
中国科学院の研究チームによれば、ペットのイエネコより明らかに小さく、現存する最小種のネコと同じか、もしかしたらそれよりも小さいと考えられるそうだ。
References: China’s ancient tiny cat fossil could belong to the smallest feline ever found | South China Morning Post / World's tiniest cat was a palm-sized tiddler that lived in China 300,000 years ago | Live Science
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この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 動物・鳥類
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