猫を描く卓越した才能を持つ、サヴァン症候群の画家ゴットフリード・マインドの物語

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ゴットフリート・マインドによる自画像を基に、ヨハン・ハインリヒ・リップスが制作したリトグラフ。1816年
ゴットフリード・マインドによる自画像を基に、ヨハン・ハインリヒ・リップスが制作したリトグラフ。1816年 Source

 スイスの画家、ゴットフリード・マインドをご存じだろうか?日本ではほとんど知られておらず、wikipediaの日本語版すらないのが現状だが、彼は猫の絵を描くことにかけては天才的な才能を発揮したことで知られている。

 彼の描く猫は、自然な動作や毛並みの質感を見事に表現し、19世紀のヨーロッパで多くの人々を魅了した。

 しかし、その天才的な才能の裏には、サヴァン症候群にみられる特異な特性や孤独な人生があった。

 そんなゴットフリード・マインドと彼の作品に触れていこう。

References: Gottfried Mind, The Raphael of Cats — The Public Domain Review

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この記事のカテゴリ:歴史・文化 / 人類

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