大規模な海洋熱波の影響で、アラスカのウミガラスの約半数が死亡、生態系の危機を懸念

全体:1月:1週:0日:0

自然界ではうれしいニュースがある一方で悲しいニュースもある。だが動物たちが危機に直面している状況は知っておかなくてはならない。
2014年から2016年にかけて、「ブロブ」と呼ばれる海洋熱波が、アラスカからカリフォルニアにかけての海岸沿いを襲い、わずか3年で北東太平洋の生態系をめちゃくちゃに破壊した。
この驚異的海洋熱波の影響でプランクトンや小魚がいなくなり、餌をとれなくなったウミガラスは、その多くが飢えによって命を落とすことになってしまった。
アラスカの海岸にはおびただしい数の死骸が打ち上げられ、その数は発見されただけでも6万羽以上に達した。
最終的に、ウミガラスの生息数全体のおよそ半数にあたる400万羽が、ブロブにより死滅したと推測されている。
References: Largest Known Animal Die-Off in Modern History Leaves Scientists Searching for Answers
▼あわせて読みたい
・世界最小のコガタペンギンがニュージーランドの海岸で大量死、食べるものがなく餓死した模様
・巨大な黒い塊が突然地面に落下。鳥の大群が謎の行動で大量死
・謎の大量死。二百羽ものムクドリが、雨のように空から降って来る
・ニューヨークで渡り鳥の大量死。その原因は高層ビルであることが明らかに
・アメリカ各地で原因不明の病による鳥の大量死が発生中。死んだ鳥に触らないよう警告が出される
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/476674.html
推し
新着記事
- こんな動画だけ見ていたい。眠り猫たちの動画をまとめた、セロトニン補給サプリ
- モンゴルの仏教巻物の解読に成功。そこにはありがたいお経が記されていた
- モンゴルの仏教巻物の解読に成功。そこにはありがたいお経が記されていた
- 世界最古のソリ犬、グリーンランド・ドッグのDNAが明かす、人類が北極圏に到達した歴史
- ロボットがロボットを吸収合体、共食いで進化・自己修復するロボットが登場
- シンガポールの道路に突如陥没穴が出現、車1台が飲み込まれる
- 警察が迷子犬を保護、パトカーに自ら乗り込み運転席から離れず「ボクが運転するワン!」
- 新種の小型草食恐竜の声帯化石を発見、鳥のようにさえずっていた可能性
- 深夜にアライグマたちが集い、トランポリン大会が行われている?と思ったらフェイクだった
- 深夜にアライグマたちが集い、トランポリン大会が行われていた件
- 3,800年前の戦士の墓を発掘、青銅器時代に2mの身長を持つ男性
- 淡水がかつてない速度で失われている。22年分の衛星観測が示す深刻な現実
- 淡水がかつてない速度で失われている。22年分の衛星観測が示す深刻な現実
- 駐車はおまかせ!車の下に潜り込んで上手に車を駐車してくれるロボット登場
- 100人分の腐敗した遺体臭?放棄された精肉店から漂う悪臭に悩まされるアメリカの街
- 庭にクマがいるぞ!近所の人に間違われる大型犬、ニューファンドランドは心優しい犬
- 海綿をクチバシにつけ、狩りを行うオーストラリアのイルカ
- 前世はつながっていた?とにかく仲が良いフレンチブルドッグとコンゴウインコ
- 4400年前の粘土板の解読に成功、知恵のあるキツネが神を救うシュメール神話の物語
- ベテルギウスには相棒がいた!伴星の直接観測に初めて成功
- 食品廃棄物をコースターや食器に変える3Dプリンター、MITが開発
- 2日留守にして帰宅したら、卵が孵化しヒヨコが約70羽誕生していた件
- 「ボクが見てるから大丈夫!」お気に入りのぬいぐるみの緊急手術に立ち会う保護猫
- 世界で2個体しか存在しない「スライゴオオサンショウウオ」実は日本で飼育されている
- 熱意はたっぷり!芝生を敷くお手伝いに前向きな小犬。
- 熱意はたっぷり!芝生を敷くお手伝いに前向きな小犬。
- 人体が残すWi-Fi電波への影響が指紋代わりとなり、個人を特定できる技術
- 車のボンネットを水槽代わりにして生きた魚を入れた男性が物議をかもす
- 猫は家にいるけど?「お宅の猫を見つけた」との電話が頻繁にかかってくる理由
- 通学と下校を共にする。子供と一緒に小学校に通う猫