単細胞生物の遺伝子を利用しマウスを誕生させることに成功

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 動物の細胞から万能の幹細胞を作ることはできる。だが最新の研究では、単一の細胞で構成される、動物ならざる単細胞生物から幹細胞を作り出し、それを用いることで動物であるマウスを誕生させることに成功したという。

 単細胞生物の「襟鞭毛虫(えりべんもうちゅう)」は、体長10μmにも満たない単細胞生物だが、動物と共に「コアノゾア類」を構成する私たちに近い存在ではある。

 襟鞭毛虫の遺伝子から作られた幹細胞を用いて、マウスをを誕生させることができたということは、幹細胞の基本的な仕組みは、動物の登場以前からすでに存在していたこということになる。

References: Scientists Create “Extraordinary” Mouse Using Gene Older Than Animal Life Itself

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この記事のカテゴリ:知る / 動物・鳥類

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