1日だけホリネズミを放ったところ、焼け野原だった噴火跡地が驚くべき回復を遂げる

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1980年、米国ワシントン州にあるセント・ヘレンズ山が大噴火したとき、溶岩流によって近隣一帯が焼き尽くされた。
その惨状を目にした研究者は、試しにホリネズミたちを24時間だけ放ってみた。
たった1日放っただけなのに、彼らが土地を耕してくれたおかげで、その地域だけあっという間に植物が回復したのだ。
それから40年が過ぎた現在、驚いたことにその「耕し効果」が、その後も多様な生態系を育んでいることが判明したそうだ。
References: How gophers brought Mount St. Helens back to life in one day | UCR News | UC Riverside
▼あわせて読みたい
・やっぱ植物は偉大だ。樹木は数百万年にわたる気候変動に適応し続けている
・アメリカ最大級の洞窟に観光客が落としたスナック菓子が生態系に悪夢を引き起こす
・たった1頭のオオカミが島全体の生態系を復活させる
・人間以外の哺乳類で初、農業をする動物の存在が確認される
・狼や熊など、20種の哺乳類の再導入が失われた生態系を回復する鍵を握っている
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/466056.html
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