人間の幹細胞から作ったミニ脳が、仮想現実内の蝶をコントロールすることに成功

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人間のミニ脳を利用して、バーチャル世界をひらひらと舞う蝶をコントロールすることに成功したそうだ。
ミニ脳とは、ヒトの幹細胞を培養し実験室で作った、脳に似た構造の組織体のことで脳オルカノイドとも呼ばれている。
スイスに拠点を置く「FinalSpark社」が開発する生きたコンピューターについては、以前にもお伝えしたが、同社が開発する「Neuroplatform」は、16個のヒト脳オルガイノドを連結した生体コンピューターだ。
同社は今回、仮想現実に接続した人間のミニ脳が、その世界の蝶を操ることを確認したという。
References: Lab-Grown Human Brain Embodied in a Virtual World / Human "Mini Brains" Wirelessly Control Butterflies In Virtual World | IFLScience
▼あわせて読みたい
・人間の細胞を培養して作った脳で動くロボットが中国で開発される
・ヒトの細胞を培養して作ったミニ脳を16個つなげて”生きたコンピュータ"を開発
・冷凍した人間の脳組織を解凍した後も正常に機能する技術開発に成功
・未来のコンピューターは人間の脳細胞で動くようになるかもしれない
・史上初、実験室で作られた人間の「ミニ脳」が視覚刺激に反応する瞬間を目撃
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 知る
引き用元サイト: カラパイア
記事元url: https://karapaia.com/archives/462103.html
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